韓国KTは2019年1月31日、同年3月からの5G本格運用開始に向け、新たなサービスを導入したと発表した(ニュースリリース)。同社は2018年12月に、5Gネットワーク商用サービス開始を発表。その加入者第1号として、AI搭載のロッテワールドタワー展望台案内ロボット「Lota」を披露している(関連記事)。今回は、5Gを使ったロボットカフェをソウル市内に開店。また、ソウル繁華街での販促イベントに「5Gリムジンバス」が登場し、乗客に同社の「GiGA Live TV」を使ったAR(拡張現実)/VR(仮想現実)サービスを提供した。GiGA Live TVは次世代無線ネットワークに接続可能な端末で、5Gモバイルホットスポットを介して高品質なメディアサービスを体験できるものになっている。

KTの5G戦略
左は2019年1月のダボス会議で講演するKT代表会長Hwang Chang-Gyu氏。右上は、5Gカフェ、右下は5Gリムジンバス。出所:KT
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 KTは2018年7月に、モバイル中央制御室としてドローンやロボットを遠隔操作できる飛行機、SKYSHIPプラットフォームを発表済み。救急救命分野に導入し、最寄りの医療施設と連絡を取りながらの救護活動の実現を目指すとしている。このSKYSHIPによる医療配送システムやその他KT技術を活用しての、疫病の蔓延にテクノロジーで立ち向かう世界規模の取り組み「Global Epidemic Prevention Platform(GEPP)」も計画しており、実施にケニアにて同国の通信事業者Safaricomや医療関係者と共に活動を行っているという。

 同社会長のHwang Chang-Gyu氏も2019年1月のダボス会議(2019年1月22~25日、スイス)にて、5Gのコネクティビティーや低遅延性が世界中の人々の幸福を実現すると語り、KTは5Gイノベーションのインテリジェントプラットフォームを提供すると語っている。