博報堂は2019年2月6日、同社が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative」(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)がブロックチェーン技術を活用して、トークンとして実装されたデジタルアセットをリアルタイムで一斉配布できるサービス「TokenCastMedia」を開発したと発表した。

 第1弾として、Dappsゲーム(ブロックチェーンゲーム)のキャラクターやアイテムをラジオ番組内でリスナーに配布する「TokenCastRadio」の試験放送を、博報堂DYメディアパートナーズ、毎日放送(MBS)、トークンポケット、フランジア、エヴィクサーと共同で2019年3月に実施する。

 「TokenCastMedia」は、トークンとして実装されたデジタルアセットの情報を埋め込んだ透かし音を放送してスマートフォンの専用アプリで検出することで、リアルタイムで番組を視聴・聴取している者だけがデジタルアセットを受け取ることができる。デジタルアセットの所有権を安全かつ迅速に移転できるブロックチェーン技術の特徴を応用したという。

図●概要
(発表資料から)
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 3月に実施予定の試験放送では、フランジアが開発したDappsゲーム「Cipher Cascade」にトークンとして実装されたキャラクターやアイテムの情報を、MBSのラジオ番組「オレたちやってマンデー」内で透かし音として放送する。リスナーは、エヴィクサーの音声認識技術が組み込まれたトークンポケットのDappsブラウザアプリ「tokenPocket」を使って、放送中にゲームのキャラクターやアイテムを受け取ることができる。

 博報堂ブロックチェーン・イニシアティブでは「TokenCastMedia」を活用することで、メディアをこれまでの「多くの生活者に情報を一斉に配信する媒体」から一歩進めて、「多くの生活者に価値を一斉に届けることができる媒体」に進化させることを目指す。