中国ZTEは2019年1月24日、5Gスマートフォンを2019年前半に市場投入すると発表し、試作機の通信性能を公表した(ニュースリリース)。同時に計測した、屋内用5G CPE(Customer Premises Equipment、宅内通信機器)の性能についても報告している。

出所:ZTEのTwitter
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 この5Gスマートフォンは、同社が世界初とする6GHz未満の周波数帯とミリ波帯両方をサポートする。今回はその試作機にて、それぞれの周波数帯でのピークダウンロード速度を計測し、6GHz未満で2Gビット/秒(bps)、ミリ波で5Gビット/秒の値が得られたとしている。

 同社はこの試作版5Gスマートフォンを使って、2018年11月にはインターネットやWeChat(微信)での通信シミュレーション実験を、同年12月25日には5G NR NSA(Non-Standalone)での接続試験を、2019年1月14日にはChina Unicom(中国聯合通信)との大規模フィールド試験をそれぞれ実施している。

 同時に性能の報告があった屋内用5G CPEは、IFA 2018(2018年8月31日~9月5日、ベルリン)で披露した一連の5G対応製品の1つで、最新のWi-Fi規格である802.11azに対応。屋内でのカバレッジを強化し、100端末への同時接続を可能にしたほか、10GビットEthernetにも対応する。こちらは、全体の下りリンク時ピーク速度として約2Gビット/秒を確認したとしている。なお、IFA 2018では、スマートフォン、タブレット端末、屋内・屋外用CPE、モバイルWi-Fi ルーター、イーサネットボックスなどを見せていた。