米マイクロソフト(Microsoft)は2019年1月24日(米国時間)、オープンソースソフトウエア(OSS)のリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)である「PostgreSQL」をスケールアウト可能にする技術を開発する米サイタスデータ(Citus Data)を買収すると発表した。買収金額は非公開。クラウドサービスの強化が狙いだ。

 サイタスデータが開発するPostgreSQL拡張である「Citus」は、PostgreSQLをスケールアウトが可能な分散データベース(DB)に変える技術である。PostgreSQLの性能を拡張するには、より大きなサーバーを用意する「スケールアップ」を用いるのが一般的。それに対してCitusを使用すると、サーバーを増設することで性能を拡張する「スケールアウト」をPostgreSQLに適用できるようになる。

 マイクロソフトの「Azure Data」担当上級副社長であるローハン・クマー(Rohan Kumar)氏は買収を発表するブログで、「Citusを使用することでPostgreSQLを分散DBとして使えるようになり、性能を劇的に向上できるようになる」と説明した。マイクロソフトはサイタスデータを買収することで、クラウドサービスの「Microsoft Azure」でスケールアウトが可能なPostgreSQLのサービスを提供する考えだ。