ネットワールドは2018年10月11日、「ハイパーコンバージェンスの父」と称される米Cohesityの創業者兼CEO(最高経営責任者)のモフィット・アロン氏を招き、記者説明会を開催した。

 Cohesityは、Google File Systemの主任開発者を務め、Nutanixの共同創設者であるアロン氏が2013年に設立した企業。ハイパーコンバージド型セカンダリストレージシステムを提供している。

 日本国内では、ネットワールドと2018年6月に一次代理店契約を締結。ネットワールドは、ストレージ管理ソフトウエア「Cohesity」、アプライアンス製品群「Cohesity C2000シリーズ」「Cohesity C3000シリーズ」を2018年10月に正式提供を開始した。

米Cohesity 創業者兼CEOのモフィット・アロン氏(撮影:翁長 潤、以下、同じ)
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 アロン氏は「コンシューマー市場において、スマートフォンは多くの破壊的な革新(ディスラプション)をもたらした。スマートフォンは電話機能に加えて、音楽プレーヤーやカメラ、GPSシステムなど複数のデバイスの機能を集約し、全てのアプリとデータをシングルUI(ユーザー・インタフェース)で管理する。さらにアプリのマーケットプレイスもある」と説明。そのうえで「データは今や石油を超える全世界で重要な資産。Cohesityは、スマートフォンのような多くのディスラプションをセカンダリストレージの領域で起こしていきたい」とビジョンを語った。

ハイパーコンバージェンスをセカンダリストレージにも

 アロン氏によれば、ストレージにはプライマリストレージとセカンダリストレージの2種類が存在するという。本番環境などのミッションクリティカルなデータを保持するプライマリストレージに対して、セカンダリストレージは「バックアップ」「テープデータ」「アーカイビング」「テスト/開発用データ」「ファイル共有システム」「オブジェクトストレージ」「分析用データ」などの補助的な役割を果たすデータを保存・管理するシステムと位置付けている。

 「プライマリストレージに格納されるデータは氷山の一角にすぎない。それを下支えする各種の巨大なデータが断片化されていることが、多くのエンタープライズ企業の課題となっている」(アロン氏)。

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