ネットワーク経由で様々なデバイスから操作できる照明機器のスマートライトといえば、オランダのメーカーであるフィリップス(Philips)の「Hue」を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。

 様々な企業がスマートホームに関連する実証実験を行い、既にサービスを展開しているケースもある。こうした実証実験やサービスのライトに関してはHueの採用が目立つので、既にHueを手にしたことがある人もいると思う。またWeb上にはHueに関する情報が日本語で大量に存在するため、あえて本コラムで紹介する必要もないだろう。

 そこで今回はスマートライトの「LIFX(ライフエックス)」を紹介しよう。LIFXはHueと違いブリッジが不要だ。電球自身にWi-Fiを内蔵しているため、Wi-Fiと接続することで直接、電球との通信が可能になる。LIFXを開発販売しているのは米国に拠点を置くLiFi Labsだ。当初はクラウドファンディングの「Kickstarter」で資金を募り、多くの支援を得て製品化に至った。その後は多くの出資を受けて急成長している企業だ。

 日本ではコンピューターの周辺機器などで有名なアイ・オー・データ機器が2018年からLIFXを取り扱っている。電球としての品質はさることながら、PSE(電気用品安全法適合)マークや技適(技術基準適合証明)といった日本固有の法規制対応も安心になった。Webでは「Amazon.co.jp」か「ビックカメラ.com」から購入できる。

 LIFXは数多くのラインアップがある。日本ではそのうち5種の製品が販売されている。明るさしか調整できないオーソドックスなものから、自由に色まで設定できる製品、そして変わり種として赤外線まで照射する製品もある(写真1)。

写真1●国内で販売されているLIFX全製品
[画像のクリックで拡大表示]

 赤外線を照射する製品は監視カメラ用だ。家庭向けの監視カメラでも、赤外線を受光して真っ暗闇でもモノトーンながらも監視映像が撮れる製品がある。しかし、赤外線光がそれなりに照射されていないと鮮明に映像が撮れない。そこで電球から赤外線を照射することで、人にとっては真っ暗闇だとしても、鮮明な監視映像を撮影できるのだ。

この先は有料会員の登録が必要です。「日経SYSTEMS」定期購読者もログインしてお読みいただけます。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら