本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 米国でフードテックに関するイベント「Smart Kitchen Summit(SKS)」が開催されるなど、「フードテック(Foodtech)」と言われる食品・飲食業向けのベンチャー投資が欧米では盛り上がる兆しを見せている。

 フードテックが指す範囲は非常に広く、農業関連のアグリビジネスやバイオテクノロジーなどから、食品廃棄(フードロス)の問題を解決するためのAI技術、ロボットによる省人化まで多くの取り組みがある。今回はこうしたフードテックの中で、ロボットやAIの技術はどこに適用しうるのか、筆者の経験からまとめてみたい。

 食品・飲食業界のおおまかな流れは、図1のようになっている。畜産物や農産物などの食品生産に始まり、最終的に人々の口に料理が入るまでを示した。

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