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 自動運転は、運転者による操作がなくなることから、これまでの自動車に関する様々な法制度の改正が必要となる。検討が必要な法制度は多岐にわたるが、大きく分けて、①事故が起きた場合の民事上の責任(自動車損害賠償保障法)、②運転者が守るべき交通ルール(道路交通法)、③車体の安全性に関するルール(道路運送車両法)の3つがあげられる。

 このうち、交通ルールに関する道路交通法の改正試案が、警察庁により2018年12月25日に公表された。政府は、2020年を目途に高速道路等でのレベル3の市場化を目指すとしているところ、警察庁「技術開発の方向性に即した自動運転の実現に向けた調査検討委員会」での検討を経て策定されたものである。2019年1月23日までの意見募集期間を経て、法案が国会で審議される予定である。

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