本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 現在サンフランシスコ空港のターミナルビル1に携わる米国の建設会社(ゼネコン)、Hensel Phelps社。

 同社でプロジェクト・マネージャーを務めるAndrew Cameron氏は、建設テクノロジーに詳しく、シリコンバレーの建設ロボット・スタートアップのコーチ的な存在と言える(図1)。同氏に、建設ロボットへの考えを聞いた。

図1 Andrew Cameron(アンドリュー・キャメロン)氏
商用建築物を手掛けるゼネコンHensel Phelps社のプロジェクト・マネージャー。建設関連のソフトウエアやロボットのスタートアップ会社とのコーチングを頻繁に行っている。米Roger Williams Universityで建設マネジメントを専攻。ペンタゴンなど政府関連組織の建物、ホテル、空港ターミナルなど広範なプロジェクトに関わっている。
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ゼネコンとして新しい技術の情報を積極的に取得しているが、会社にはそうした特別の部署があるのか。

Cameron氏 特別なチームはないが、現場やプロジェクトのエンジニア、プロジェクト・マネージャーらで組織するバーチャル・タスクフォース(VTF)があり、そこで既に導入されているテクノロジーと現場とのギャップがないかを探っている。

様々なロボット会社とミーティングをしているとのことだが、どのようなきっかけか。

Cameron氏 3年前にシリコンバレーに移ってきたが、間もなくベンチャーキャピタリストに紹介され、その出資先のポートフォリオ会社の製品をパイロット・テストした。その会社はソフトウエア開発会社だったが、建設業にもテクノロジーでイノベーションが起ころうとしていることがよくわかった。

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