本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 洗剤や化粧品など一般消費者向け製品の大手、米Procter & Gamble(P&G)社では、全社的にロボット導入を計画する「Global Robotics Technology Network」を設けている。新しいロボット技術を探し、事業部ごとの課題に合ったロボットの導入や利用を促進する。その共同リーダーの1人である、Robert Bollinger氏に聞いた(図1)。

P&G社では現在、どんなロボットを利用しているのか。

Bollinger氏 マテリアルハンドリング、製造ラインのサポート、カスタマイゼーションなどの目的で、従来の産業用ロボット以外にも協働ロボット、移動ロボットなどを全般的に利用している。原材料の入荷から完成後の商品の出荷までサプライチェーンの中で一貫して利用しているわけだが、新しい傾向は、商品の再編や特別な包装への対応、R&D領域で研究を支援するするといったところへもロボットが進出していることだ。

図1 Robert Bollinger(ロバート・ボリンジャー)氏
米Proctor & Gamble社のRobotics Applied Innovation Leader。2018年1月に現職に就く前は、米Elsner Engineering Works社で電気工学、米Walt Disney Imagineering社でライド(乗り物)関連のエンジニア、また米Westinghouse Electric Company社、米Metropolitan Edison Company社でエンジニアリングなどの業務に携わった。米Widener UniversityでControls and Computersを専攻。

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