本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 球体の走行ロボットを開発した米Sphero社(スフェロ)は、2017年5月にパーソナルロボットを開発する米Misty Robotics社(ミスティー・ロボティクス)をスピンアウトした。

  同社は開発者向けの市場に焦点を当て、ロボットの普及を目指す。CEOのTim Enwall(ティム・エンウォール)氏に聞いた(図1図2)。

Misty Robotics社がSphero社からスピンアウトした理由は何か。

図1 Misty Robotics社のロボット
Misty IIの外観である。(写真:Misty Robotics社)
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Enwall氏 Sphero社は、ベンチャーキャピタルが投資をする玩具会社であり、経営も開発もリソースをそこに向けなければならない。Sphero社共同創業者のIan Bernstein氏は12歳の頃からロボット作りをしており、今や先端テクノロジーが使えるようになっているのに、若いロボット開発者たちがそれを実験するプラットフォームがないと気づいたのだ。TurtleBotは難しすぎ、LEGO Mindstormsは15歳までしか通用しない。そこで当社は多くの人々が利用できるロボットプラットフォームとして「Misty」を開発した。

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