本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 CESは毎年正月明けに米国ラスベガスで開催される巨大展示会で、2018年は18万人を超える参加者があったという。もともとは消費者向けの電化製品が出展の中心だったが、近年では自動車やロボティクス、IoTなど様々な技術が出展されている。

 私はこれまで一度も参加したことがなかったが、ホンダが出展したロボットの1つを研究に使っていた縁で、準備と運営を手伝うことになった。CES 2019に出展されていたロボットの紹介はあちこちにあるので、ここでは出展者側から見たCESの印象をまとめてみたい。

図1 CES 2019に展示した「Honda P.A.T.H. Bot」
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 ホンダはCESをロボティクス・モビリティ・エネルギー領域の新価値創造を加速する場と位置付けており、今年はこの3領域に関連する技術を出展して、事業化・技術開発パートナーを募った1)

 私が担当したのは本田技術研究所R&DセンターXで開発中のHonda P.A.T.H. Botというロボット(図1)である。

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