本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 下着などの繊維製品メーカー大手のワコールホールディングスは、ロボットによる物流の効率化に乗り出した。子会社で物流事業を手掛けるワコール流通が2018年5月、滋賀県にある主力の物流拠点、守山流通センターにロボットベンチャーDoog製の搬送ロボット「サウザー」を導入した(図1)。

 商品の入った箱を台車に載せ、これをロボットが牽引して目的地まで運ぶ。同社では従来、この台車を人が牽引して運んでいたが、今回は牽引作業自体はロボットに置き換え、このロボットが人に追従して動くようにした。従業員は重い荷物を牽引する負担が減る。

図1 ワコールの配送センターでロボットが下着を搬送
繊維製品メーカーのワコールホールディングスの子会社で物流事業を手掛けるワコール流通は、滋賀県の「守山流通センター」にDoog製の搬送ロボット「サウザー」を導入。下着などの商品が入った箱や廃棄する段ボールを載せた台車を牽引。フロアを往復したりエレベータに乗ってフロア間を自動で移動したりする。(商品写真と外観写真:ワコールHD)
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