本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 深層強化学習を、ソフトウエアの品質保証の領域に応用する動きが出てきた。

 ソニーコンピュータサイエンス研究所が出資する日本のAIベンチャー、ギリア(GHELIA)がゲームソフト企業でのソフトウエアテストに向けて技術を開発していることを明らかにした。

 深層強化学習(DRL:deep reinforcement learning)は、家庭用ゲーム機「Atari 2600」のゲームで人間並みのスコアを獲得した「DQN(deep Q-network)」1)、リアルタイム戦略(real-time strategy)ゲーム「StarCraft II」でトッププレーヤーの1人に勝利した「AlphaStar」2)、人間のトップ棋士に勝利した囲碁ソフト「AlphaGo」3-4)の開発に利用されるなど(いずれも英DeepMind社が開発)、以前からゲーム領域との結びつきは強かったが、ソフトウエアテストのような品質保証の領域に適用する事例は珍しい。

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