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 米グーグルが2018年3月30日(米国時間)に発表した「TensorFlow.js」には驚いた読者も多いことだろう。

 機械学習ライブラリ「TensorFlow」を「JavaScript」に対応させた(図1)。Webブラウザ上で機械学習の推論や学習ができるのは面白いが、1日早い「エイプリルフール」のジョークのようにも見える。

図1 「TensorFlow Dev Summit 2018」で発表した「TensorFlow.js」
WebGLを経由してGPUにアクセスし、推論や学習の処理を高速化できる。近日中に「Node.js」に対応し、サーバーサイドでの学習や推論にもJavaScriptを利用できるようにする。
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 実際にグーグルは4月1日、TensorFlow.jsを採用したジョーク企画「Gboard 物理手書きバージョン」を発表した。キーボードをなぞってひらがなや英数字を描くと、JavaScriptによって実装した機械学習モデルが手書き文字を認識するというものだ。

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