本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 「おにぎりやサンドイッチなどの商品をロボットが自動でピッキングし、店頭の棚に次々と並べる」─。

 2018年10月、コンビニエンスストアでの商品陳列業務などを想定したロボット国際競技会「WRS(World Robot Summit)2108」が東京で開催された。経済産業省とNEDOの呼びかけにより開催されたもので、2020年に名古屋や福島などで開催予定の「WRS2020」のプレ大会との位置付けだ。国内の大学や企業、海外大学などが参加した。

 競技は、産業用ロボットによる組み立て作業やサービスロボットによる部屋の片付け作業、災害対応ロボットによる点検作業などいくつかの部門で実施されたが、今回は冒頭のようなコンビニ業務を想定した部門「フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ」の様子をレポートする。

図1 コンビニの棚関連の業務を想定した競技
入荷した食品を棚に陳列したり、消費期限が迫った食品を回収したりする。これらのタスクをロボットが自律的に行う。写真は東芝らのチームの競技中の様子。
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