本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 装着型ロボット(パワーアシストスーツ)というと、CYBERDYNEやATOUNなど日本企業が多く手掛けている領域だが、ここにドイツのベンチャー企業が進出してきた。ドイツKUKA社出身の技術者が創業したGerman Bionic Systems(GBS)社である。

 創業は2016年で、ドイツでは2018年に製品を出荷した。日本にも2018年9月に銀座に拠点を設け、販売を開始した。当面は代理店は経由せず、直販で提供していくという。

 GBS社が手掛けるのは、腰の動作をセンサで検出し、モータでアシストするタイプの製品「Cray X」である(図1)。自動車などの製造業、物流分野、建設、災害対応といった用途に向けていく。同社Director Japanの山下英夫氏は「当面は産業用途に注力し、介護分野については現行機種では対象とはしない方針」という。

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図1 ドイツGerman Bionic社の装着型ロボ
質量は7.9kg、アシスト力は15kg重、電池駆動時間は8時間である。電池容量は6Ah。(写真:German Bionic社)

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