HTTP(HyperText Transfer Protocol)は、Webでの情報のやりとりに使われるプロトコルです。WebブラウザーはWebサーバーに対し、やってほしいことを伝えます。Webサーバーは、その要求に対する答えを返信します。

Webサーバーに指示を伝える

 WebブラウザーがWebサーバーに送るのがリクエストメッセージです(PICT1)。リクエストメッセージは「メソッド」「アクセス先のファイルのパス」「ホスト名」といった情報を含みます。ホスト名が表すWebサーバーに対し、アクセス先にあるファイルをどうしてほしいかを指示する発注書に相当します。

PICT1●Webブラウザーは、Webサーバーにやってほしいことを伝える
(イラスト:なかがわ みさこ)
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 アクセス先のパスだけを記述してファイル名を省略すると、Webサーバーがデフォルトで設定したファイルを指定したことになります。一般に「index.html」や「index.htm」といったファイルを指定したと見なされます。そのWebサイトのトップページにアクセスしたい場合には、階層の1番上を表す「/」を指定します。

 Webサーバーにどうしてほしいかを示すものがメソッドです。代表的なメソッドが、Webサイトの閲覧の際に使われるGETです。GETでは、Webページを構成しているHTMLファイルや画像ファイルなどを要求します。この場合、アクセス先のパスは欲しいファイルの位置を表すことになります。

 ほかにも様々なメソッドがあります。比較的よく使われるのがPOSTです。ファイルを新規作成してほしいときに使います。

 Webページのフォームにユーザーが入力した内容をWebサーバーに送る場合、GETメソッドを使う方法とPOSTメソッドを使う方法があります。GETメソッドの場合は、入力データがURLの一部として送られます。一方、POSTメソッドの場合は、入力データはリクエストメッセージの本文として送られます。

 他に、ファイルを更新してほしいときに使うPUT、削除してほしいときに使うDELETEといったメソッドもあります。

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