代表的なパケットキャプチャーソフトの1つがWiresharkである。ほかのパケットキャプチャーソフトとは異なり、Windowsだけでなく、macOSやLinuxディストリビューションでも利用できる。無償で使えて、機能が豊富なことから、ユーザー数が多い。

 1998年に「Ethereal」という名前のソフトとして公開され、2006年に現在の名前に変わった。バージョンアップが繰り返され、2019年2月に新しいメジャーバージョンのバージョン3.0.0が公開された。

 2019年7月10日時点で最新のバージョン3.0.2を使って、インストールや基本的な使い方を解説していこう。

32ビット版と64ビット版がある

 WindowsやmacOSのパソコンにWiresharkをインストールするときは、まず公式サイトからインストーラーをダウンロードする図3-1)。

図3-1●Wiresharkのダウンロードページ(https://www.wireshark.org/download.html)
Wiresharkは無償のパケットキャプチャーソフト。公式サイトからダウンロードして利用する。更新されたばかりのバージョン3はバグが頻繁に修正されている。安定版(Stable)のなるべく新しいバージョンを選ぶ。
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 Windows用には、インストーラーが2種類用意されている。32ビット版と64ビット版だ。使用中のWindowsに合わせてダウンロードする。

 インストーラーを実行すると、ウイザードが起動する(図3-2)。

図3-2●Wiresharkのインストール
インストーラーを実行すると、ウイザードが起動する。すべてデフォルト設定のまま進めていってよい。途中で、インストール先を変更したり、コマンドライン版のソフト(Tshark)を除外したりできる。
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 すべてデフォルト設定のまま進めていってよい。途中で設定を変えれば、インストール先フォルダーを変更したり、コマンドラインでパケットキャプチャーを実行できるTsharkをインストールから除外したりできる。

 すべての設定を終えた画面で、「Install」ボタンをクリックするとインストールが始まる。

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