プログラミング言語(以下、言語)の1つであるPythonの人気が高まっている。もはやネットワーク技術者も無縁ではいられない。そこで本特集ではPythonを基礎から解説する。

 言語には、その言語で利用できる「ライブラリー」が用意されている(図1-1)。ライブラリーが乏しい言語では、プログラマーが自分のやりたいことを実現するには多くの処理を自前で実装しなければならない。これに対しライブラリーが豊富な言語は、やりたいことをすぐに実現できる。

図1-1●人気が高いのはライブラリーが豊富な言語
プログラミング言語でできることは、ライブラリーの豊富さに大きく依存する。ライブラリーが乏しい言語では、プログラマーが自分のやりたいことを実現するために多くの処理を実装する必要がある。これに対し、Pythonのようにライブラリーが豊富な言語では、少ないコードでやりたいことをすぐに実現できる。
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 Pythonの人気が高いのは、こうしたライブラリーが豊富だからだ。特に、Pythonには人工知能(AI)に関連したライブラリーが充実している(図1-2)。数値演算のライブラリー、機械学習やディープラーニングを実施するためのライブラリーなどだ。

図1-2●Pythonで利用できるAI関連のライブラリー
Pythonは、特に人工知能(AI)に関連したライブラリーが充実している。データを扱うライブラリーや数値演算のライブラリー、機械学習やディープラーニングを実施するためのライブラリー、学習済みのモデルを使った画像認識のライブラリーなどを利用できる。
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 例えば、学習済みのモデルを使った画像認識のライブラリー「Dlib」を使えば、様々な画像認識を手軽に実現できる。実際に、10行程度の簡単なPythonプログラムで、人の顔の部分を四角の枠で示すことができた(図1-3)。

図1-3●Dlibを使って顔認識を実施
DlibをPythonから呼び出すことで、様々な画像認識を手軽に実現できる。ここではDlibの顔認識の機能を利用した。わずか10行程度のPythonコードで顔認識を実現できていることが分かる。
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