Part2では、パスワード管理ソフトを使って、パスワードを作成および運用する方法を解説する。

理想的なパスワード管理は困難

 最初に、理想的なパスワード管理を考えてみよう。一般的に言われている安全なパスワードの作成と運用の方法は次の通り(図4)。

図4●理想的なパスワードの管理方法
複雑なパスワードをサービス(Webサイト)ごとに使い分けながら、定期的に変更するのが理想的とされる。だが、実践するのは難しく、パスワードを使い回す要因になっている。
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 まず、パスワードは長く複雑な文字列にする。できれば12文字以上で、大文字/小文字/数字/記号といった異なる種類の文字が混在するのが望ましいとされる。

 また、利用しているサービスごとにパスワードを変える。さらに、一定期間ごとに新しいパスワードに変更すべきだとされている。

 これらのルールをすべて守りながら、パスワードを管理し続けるのは至難の業だ。そこで、パスワード管理ソフトを使用する。

 パスワード管理ソフトは、IDとパスワードをサービスごとに管理し、自動的に入力してくれる(図5)。これにより、人間が頑張って覚えなくても、理想的なパスワードの運用が可能になる。

図5●パスワード管理ソフトの機能
サービスごとに使うパスワードを管理し、サービスを利用する際に利用者の代わりに入力してくれる。利用者はマスターパスワードでパスワード管理ソフトに1回ログインするだけでよい。
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