
NEWS close-up

目次
-
国内企業を狙うサイバー攻撃の実態
3社に1社がインシデントによる重大被害に遭う 平均被害額は2億4000万円
「3社に1社が重大被害に遭い、年間の平均被害額は4年連続で2億円超」――。トレンドマイクロが2019年10月15日に公表したセキュリティー調査から、日本を襲うサイバー攻撃の実害規模が明らかになった。
-
楽天モバイルが5Gでスポーツ中継
テニスコートに8Kカメラを2台設置 360度映像をVRゴーグルで視聴可能に
楽天モバイルは2019年10月4日から6日にかけて、テニスの国際大会「楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス2019」において、第5世代移動通信システム(5G)と仮想現実(VR)を組み合わせた実証実験に取り組んだ。
-
古いTLSのサポート終了迫る
主要ブラウザーは2020年3月から非対応に 画面全体に警告が表示される
安全なWeb通信を実現するTLS。多くのWebサイトが使用している。だが2020年3月以降は、TLSに対応しているWebサイトであるにもかかわらず、アクセスするとWebブラウザーの画面全体にセキュリティー警告が表示される可能性がある。
-
NICTがAIセキュリティーの新技術
機械学習で攻撃の危険度を判定 ウイルスによる大規模攻撃も予測する
情報通信研究機構(NICT)は2019年9月上旬、人工知能(AI)を用いたセキュリティー対策技術の研究成果を発表した。「インシデントの優先順位判定」「マルウエア機能分析自動化」「攻撃の検知・脅威予測」の3つである。
-
「Wi-Fi 6」の認証プログラム開始
IEEE 802.11axの標準化完了前に始まる 異なるベンダーの機器の相互接続を保証
無線LANの業界団体であるWi-Fi Allianceは米国時間2019年9月16日、「Wi-Fi CERTIFIED 6」の提供を開始したと発表した。
-
ギガプライズが「世界初」の集合住宅向けISPサービス
車載向けのシングルペア・イーサネットを転用 既設の電話線を使い工事の手間省く
インターネット接続事業者(ISP)のギガプライズは、集合住宅向けISPサービス「SPES(Single-Pair Ethernet Service)」の販売を2020年1月に開始する。サービスはNECネッツエスアイと米ブロードコムで共同開発した。電話線だけでイーサネット通信を実現する「シングルペア…
-
「Wi-Fi CERTIFIED」ロゴが消えた理由
相互接続性の問題解消でありがたみ薄れる 「Wi-Fi 6」ロゴ登場で復活の可能性
無線LAN製品の多くは、「Wi-Fi」と呼ばれる。「無線LAN=Wi-Fi」と思っている人は多いだろう。だがWi-Fiは技術の名前ではなく、無線LAN関連の業界団体Wi-Fi Allianceが、無線LANを普及させるために付けたブランド名だ。
-
グーグルがサーバー証明書の有効期間短縮を提案
有効期間を最長で2年3カ月から13カ月に ベンダーは賛成するも認証局の反対で否決
米グーグルがHTTPS(TLS)対応サイトで使われるサーバー証明書(以下、証明書)の有効期間を短縮するよう提案し、議論を呼んでいる。現行の最長825日(2年3カ月)から397日(13カ月)にするよう求めた。しかし「CA/Browserフォーラム」は2019年9月9日までの投票で否決した。
-
KDDIと防衛医大が5Gで災害救助実験
VR映像を見ながら医師が現場を支援 トリアージや搬送先を指示する
建機の遠隔操作やエンターテインメントなど、通信事業者が様々な業界の企業とタッグを組んで第5世代移動通信システム(5G)の用途開拓を進めている。そんな中、KDDI(au)と防衛医科大学などが災害救助の現場に5Gを役立てられるか否かの実証実験を実施した。
-
SMS悪用の架空請求に新手口
言葉巧みに偽の消費生活センターに誘導 怪しいときは「188」に電話を
SMSを使った架空請求が相次いでいる。架空請求業者は、有名企業などをかたった料金請求のSMS をユーザーに送りつける。
-
「2要素認証」導入はたったの2割
ネットサービス事業者300社に調査 あまりに無防備な実態が明らかに
他社のネットサービスから流出したIDとパスワードを使って不正にログインする「リスト型攻撃」が後を絶たない。
-
国内初の個人向けeSIMサービスが登場
オンラインですべての手続きが完了 フルMVNOのIIJだから提供できる
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2019年7月18日、国内初の個人ユーザー向けeSIM(embedded Subscriber Identity Module)サービスを開始した。「IIJmioモバイルサービス ライトスタートプラン(eSIMベータ版)」というサービス名で、eSIM対応スマ…
-
ウイルスに感染したIoT機器のユーザーに警告
ダークネットを使って感染機器を特定 ISPを通じて駆除方法を知らせる
総務省と情報通信研究機構(NICT)、ICT-ISACは2019年6月中旬、ウイルス(マルウエア)に感染したIoT機器のユーザーに、インターネットサービスプロバイダー(ISP)経由で警告する取り組みを開始した。
-
キャッシュレス決済でトラブル多発
富士通FIPと凸版印刷のサービスで障害 全国30万店舗に影響
キャッシュレス化が進みユーザーが増えている電子マネーやQRコード決済。これらを利用できなくなるトラブルが、2019年5月24日と5月29日に立て続けに発生した。影響を受けた店舗数は30万にも及ぶ。
-
今年も近未来ネットワーク「ShowNet」が登場
IPv6拡張でサービスチェイニングを実現 価格破壊ルーター「Kamuee」はプロキシーに
ネットワーク分野のイベント「Interop Tokyo 2019」が2019年6月12日~14日に開催された。毎年のInteropで披露される世界最大級のライブネットワークデモが「ShowNet」である。
-
中古ドメイン名が6000万円超で落札
サークルK・サンクスのドメイン名が高騰 目的はSEO対策やアフィリエイト
GMO インターネットが運営するレジストラ「お名前.com」が2019年6月、中古ドメイン名の競売を行った。
-
何も信用しないセキュリティー対策 クラウドシフトと働き方改革で不可欠に
「ゼロトラスト」に注目集まる
2018年後半から、「ゼロトラスト」というキーワードでセキュリティーの製品やサービスを売り込むベンダーが増えている。ゼロトラストとは、文字通り「何も信用しない」という考え方である。
-
発表から3日間で2000件超の登録 掘り出し物の良ドメインは払底
「令和」ドメインの登録ラッシュ
2019年4月1日の新元号「令和」の発表直後、関連ドメインの登録ラッシュが起きた。大手レジストラ(ドメイン登録事業者)の登録件数は3日間で2000件を突破。オークションへの出品も相次いだ。分かりやすい文字列を使った「良ドメイン」はあらかた登録され尽くし、新たに取得するのは難しいだろう。
-
「シャノン限界」まで高速化 5Gの符号化方式を超える通信効率
NTTが「6G」向け通信技術を開発
NTTは2019年5月27日、理論的な通信容量の上限である「シャノン限界」を達成し、かつ実現可能な符号化方式を開発したと発表した。名称は「CoCoNuTS(Code based on Constrained Numbers Theoretically-achieving the Shannon l…