IoT機器として趣味や業務などに広く使われているのが、小型のシングルボードコンピューター「Raspberry Pi(通称ラズパイ)」だ。その実力や応用を見ていこう。

 Raspberry Pi(ラズパイ)は、IoTのセンサー端末や教育など様々な用途に使える。ここでは、パケットキャプチャー(パケキャプ)専用機を作ってみよう。

 ネットワークを流れるパケットは、様々な場所でキャプチャーすることが多いため、パケキャプ専用機は持ち運びしやすいほうがいい。ラズパイをいちいちディスプレーに接続していると持ち運びが不便だ。そこで、1万円強で入手できる純正の7型タッチスクリーンを使うことにした。

 タッチスクリーンの裏面には制御基板が取り付けられている。この制御基板とラズパイを付属のリボンケーブルで接続する。制御基板の上にラズパイをネジで固定することで、タッチスクリーンとラズパイを一体化できる。

純正タッチスクリーンにラズパイを取り付け
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 タッチスクリーンを利用すると、ラズパイの画面を表示できるのに加え、画面を指でタッチして操作できる。

タッチスクリーンに画面を表示したところ
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 このため、ディスプレーやマウスを接続しなくても、キーボードと電源を接続すれば使える。ちなみに、電源はタッチパネルとラズパイで共有することもできるが、ラズパイ3 B/B+は消費電力が大きいため、電源を別にすることが推奨されている。

 ここでは、ラズパイがむき出しの状態で使うのではなく、ラズパイをすっぽり包む形で保護できるケースを装着した。

タッチスクリーン用ケースの裏側
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 USBやHDMIなどのポート部分に穴が空いており、ケーブルを接続できるようになっている。また、自立するので使いやすくなる。

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