IoT機器として趣味や業務などに広く使われているのが、小型のシングルボードコンピューター「Raspberry Pi(通称ラズパイ)」だ。その実力や応用を見ていこう。

 Raspberry Pi(ラズパイ)を実際に動かしてみよう。ここでは最新モデルのRaspberry Pi 3 Model B+を使ったが、どのモデルでも基本的な流れは同じだ。

 ラズパイを動かすにはラズパイ用のOSである「Raspbian」をインストールする必要がある。Raspbianのインストールには様々な方法があるが、簡単なのは「NOOBS」というインストーラーを使う方法だ。

ファイルをコピーして起動

 まず、ダウンロードサイトにアクセスし、「NOOBS」と「NOOBS Lite」のどちらかを選んでダウンロードする。

NOOBSをWebサイトからダウンロード
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 NOOBSはインストールに必要なすべてのファイルを含むのに対し、NOOBS Liteはインストールを始めるのに必要な最小限のファイルしか含まない。NOOBS Liteのほうがダウンロードするファイルの容量が少なくて済むが、インストール時にインターネットに接続する必要がある。そこで、インターネット接続を考慮する必要がないNOOBSをここでは利用した。

 ダウンロードしたNOOBSはzipファイルになっているので、まず解凍する。

Raspbianのインストール手順
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 次に、解凍したすべてのファイルを、FAT32でフォーマットしたmicroSDカードにコピーする。Raspbianに必要な容量は最低4Gバイトだが、ソフトウエアを追加していくと不足する可能性があるため、8Gバイト以上はあったほうがよい。

 このmicroSDカードをラズパイのスロットに装着。USBポートにキーボードとマウス、HDMIポートにディスプレーを接続し、ラズパイの電源を入れる。すると、ディスプレーにインストールメニューが表示される。

ラズパイを最初に起動したときの画面
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 このメニューに表示されている「Raspbian Full」という項目のチェックボックスにチェックを入れ、「Install」ボタンを押す。これでインストールが始まる。インストールには30~40分かかる。完了したら、それを示すダイアログが表示される。

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