ダイキン工業の新工場「堺製作所 臨海工場 新1号工場」(堺市)は、材料から部品づくり、組み立てまでを一貫して行う工場だ(図1)。個々の顧客のニーズに応じた多種多様な製品を、大量生産並みのコストに抑えて造る「マスカスタマイズ生産」を実現すべく、同社は最新鋭の生産技術を新工場に投入した。

図1 新工場の生産ライン
工場の2階がガラス張りになっており、そこから撮影した。中央に伸びるのが組み立てラインで、右手前に見えるのが部品の1つである熱交換器を造るサブ工程。
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 異なる室外機を1台ずつ造るためのポイントは、組み立てラインのレイアウト、ワークを載せるパレット、標準化したロボットによる部品の組み付け、熱交換器を造る接合炉、部品を組み立てる場所を兼ねる無人搬送車(AGV)、プレス工程や塗装工程の自動化など多岐にわたる。1台の室外機を組み上げる時間(工場内リードタイム)は約4時間。生産性は従来の1.5倍に高めているという。

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