開発設計に関して品質、コスト、スケジュールの面で問題を抱える企業が多く、うまく進めている企業は少数派。しかし、開発設計の戦略立案や環境整備、プロジェクト推進での努力が、業績面でプラスの影響を与える——。こんなアンケート結果が得られた。中長期的な取り組みと、十分な投資が新製品・サービスの成功率を高めている。

Q1 新製品・サービスの
開発設計で問題は発生しているか

品質面、コスト面、スケジュール面で分けて聞いたが、回答傾向は類似しており、「一部のテーマで問題が発生している」「多くのテーマで問題が発生している」を合わせて約6割を占める。スムーズな開発設計の難しさが分かる。

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Q2 設計開発マネジメントの取り組み状況

8つの項目について聞いた。A1~A3が戦略に関する取り組み、B1~B4が基盤システムやプラットフォームに関する取り組み。C1がプロジェクトマネジメントに関する取り組みに相当する。どの取り組みでも「業界トップレベル」「業界トップレベルではないが、成果が出て進化を継続している」は10%内外と少ない中で、A1は比較的効果が出ている模様。

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Q3 業績へのインパクト

Q2の結果を点数化し、ここ5年の企業の業績傾向を聞く設問の回答で分けて集計した。縦軸の順番は、業績が「上昇傾向」とした回答者の点数と、「下降傾向」とした回答者の点数の差の大きさによる。ここでもやはり、中長期的な取り組みのテーマが上位にあり、すなわち業績に好影響を与えているとみられる。

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点数化の方法:
「業界トップレベル」=5、「業界トップレベルではないが、成果が出て進化を継続している」=4、「成果が部分的に出はじめている」=3、「努力しているが、成果が出るには至っていない」=2、「取り組みが根本的に不足し、成果が出ていない」=1として数値化し、平均を計算した

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