「からくり改善くふう展2018」(2018年10月25〜26日、主催:日本プラントメンテナンス協会)がポートメッセなごやで開催された。製造現場のカイゼン活動から生み出された〝からくり〟約400点が会場せましと展示された。この中からさまざまなアイデアが詰め込まれた4点の〝からくり〟を紹介する。現場の知恵と工夫を見てみよう。

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からくり壱 ゲージ選定ミスを防止
「ゲージの中のゲージたち…出てこいや!」

品質チェック作業において、ワークの穴の大きさや深さなどを検査するのに使うゲージを、足元にあるペダルひと踏みで簡単に取り出せる。

からくり弐 つり作業の安全性を高める
「一発楽吊りくん」

マジックハンドのような機構を上下するだけで、トレーをつかみ、質量が単体で250kgもあるトレーを安全かつ容易に移動できる。

からくり参 ワークの投入・排出を自動化
「ロボがっちゃん」

双腕型ロボット風で、両腕にそれぞれ1つずつアクチュエーターを備える。上下動するだけのアクチュエーターの直線的な動きを、からくりによってアーム先端のハンドが弧を描いて動くように変換し、ワークを動かす。

からくり四 13本のボルトを一気に仮締め
「工場最速“締めINボルト”」

ボールねじとソケットが一体化した器具を13本束ねてボルトを一気に仮締めする。中央部分にある手すりを持ち上げるとすべてのボールねじが回転、同時にソケットも回る。
出典:日経ものづくり、2019年1月号 pp.60-61
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