ダイヤ精機(本社東京)と、テクノア(本社岐阜市)は中小製造業向けのグループウエア「Lista」を共同開発した()。社員間で連絡を取り合う掲示板やスケジュール管理表などの機能を搭載する。2019年1月30日からサービスの運用を開始している。使用料金は1ライセンスで1カ月当たり490円から。申し込みから1カ月は無料で利用できる。主として社員5~50人の中小製造業を対象としている。

図 「Lista」のトップ画面
トップ画面から各機能にアクセスできる。日報や申請/稟議書、掲示板、全社通知メッセージ、社内チャット、やることリスト、スケジュール・プロジェクト管理、顧客管理などの機能がある。(出所:ダイヤ精機)
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 ダイヤ精機代表取締役社長の諏訪貴子氏は、工場を経営していた父親の後を継いだ経験を描いた「町工場の娘」の著書もあり、中小製造業の活性化や後継者問題にも積極的に取り組んでいる。Listaはそんな諏訪氏が開発に深く関わったグループウエアだ。

 諏訪氏は、「システム管理者がいない中小企業でも、使いやすいコミュニケーションツール(グループウエア)を目指した。申し込んだその日から説明書なしでも感覚的に、簡単に利用できる」と言う。1ライセンスで490円/月にしたのも、「使用料金を1コインにして、中小企業でも採用しやすいようにした」(諏訪氏)ためだ。利用に当たってソフトのインストールは不要。インターネット環境が整っていれば、パソコンやタブレット、スマートフォンで利用できる。入力したデータはウェブ上のクラウドに保存される。

 中小企業で特に使用頻度が高いと思われる機能に絞り込んだ。例えば、「申請/稟議書」や「やることリスト」、「全社スケジュール」、「全社通知メッセージ」、「営業」と「工場」と「設計」各部門の掲示板などだ。こうした機能はトップ画面で一覧でき、起動直後にどの機能にもアクセスできるようにした。

 試作段階でダイヤ精機社内で実際に利用。社員からの要望などを反映し、機能を変更したり、インターフェースを改善したりして、中小企業の社員にとってかゆい所に手が届く、使いやすい設計にした。

 年間1万ユーザーの登録を目指す。専用ウェブサイトから登録できる。

* 専用ウェブサイト(https://www.lista.cloud)

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