移動コストが低く、身軽で新しいモビリティーの時代へ

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電気自動車(EV)は、充電技術の選択次第で将来性が大きく異なってくる。既定路線の「ケーブル充電」方式のEVは、今後さまざまな矛盾が噴き出し、完全自動運転が本格化する2030年ころに行き場を失う可能性が高い。一方、「電池交換式」は、電動2輪車や小型EVではうまく行く可能性がありそうだ。非接触で電力を給電する「ワイヤレス給電」は、自動運転との親和性が高いことが最大の強み。その先の道路から電力を受けて走る「走行中給電」への橋渡しにもなる。

走行中給電が実現した際のEVは、現在のEVとはまったく異なる姿になる。積載する電池は最小限ながら、航続距離はほぼ無制限。車体は軽く、電費は良い。そろそろ既存路線から脱却し、充電技術の舵を切り替えていかなければ、EVと新しいモビリティーの未来はやってこないかもしれない。

EV向け充電技術についてもっと詳しく知りたい方は…
日経エレクトロニクス2018年12月号特集
「充電技術が決めるEVの未来」


第1部:第1部:規定路線
大電力化するEVケーブル充電、ガソリン車の呪縛で袋小路へ

第2部:車線変更
製品化近いEVワイヤレス給電、課題は軽量化と電波の低減

第3部:理想の道
走行中給電でEV長距離ドライブ、架線式も浮上

出典:日経エレクトロニクス、2018年12月号 pp.30-31 の「これが充電技術ごとのEVの未来?」を改題した記事です
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。