あまりに薄い、日本の存在感
 アクセンチュア日本法人マネジング・ディレクターの河野真一郎氏によれば、今、世界的に展示会の「選択と集中」が進んでいるそうです。人気が高いのは、BtoCが「CES」や「MWC(Mobile World Congress)」、そして産業用IoTに代表されるBtoBが「Hannover Messe」です。ここ数年、Hannover Messeを継続的に取材してきましたが、日本の存在感はあまりに薄い(Hot News「5Gが製造業へ、遠隔制御に適用、デジタルツインや協調ロボで沸く」)。対照的に目立つのは、Huawei Technologies(華為技術)をはじめとする中国企業です。標準化がカギを握る産業用IoTでは、独自技術よりも仲間作りの重要性を痛感します。(高野)

LPWAも回線料金は横並び
 セルラーLPWAの取材を始めた頃は、セルラーLPWAの事業者間の価格を比較することはできませんでした。商用サービスを提供している事業者がKDDIのみだったからです。取材が終盤にさしかかった4月下旬、ソフトンバンクがサービス提供を開始してようやく比較が可能になりました。発表された価格は、回線のみの契約の場合、少なくとも契約回線数が1万回線までは同額、両社横並びです。(松元)

新型磁石が小説でも大活躍
 特集などの長めの記事を書く場合、気分転換と文章の勉強などを目的に、記事のテーマと関係ない小説を電車で読んでいます。今回の新型磁石の記事を執筆している間も、ある小説(ネタバレになるのであえて題名を書きません)を手に取りました(Emerging Tech「『最強磁石』に“3人の挑戦者”、従来比2倍の磁気特性を狙う」)。読み進めていくと、小説で登場するある人物が利用する武器の正体が、非常に強力な新型磁石を利用したものだと判明。そんな話になるとはまったく思っていなかっただけに、その偶然に感動を覚えました。小説の「磁力」に引き寄せられたようです。(根津)

出典:日経エレクトロニクス、2018年6月号 p.98
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