IBM Researchが開発したRISC-Vべースのマイクロコントローラーには、オープソースとして流通しているIPコア「PULPino」を搭載した。しかし所望の性能・機能を実現するにはそのままでは使えなかった。内蔵ROMやSRAMの容量や構成、バス幅などを変更した。認証処理用のアクセラレーターの搭載も決めた。後編では、PULPinoをどのように改変したのか、その理由は何かなどについて具体的に論じる。 (本誌)

 前編でRISC-VベースのIPコアとして「PULPino」を選択した理由を述べた。しかし、所望の性能や機能を実現するには、そのままでは使えない。内蔵メモリーの容量やバス幅、搭載する機能の内容などを見直す必要があった(所望の機能を組み込むための方策は、別掲の「ドメイン固有処理への最適化」を参照)。

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