ソニーが実証実験に使用した新型AR用HMDを装着した様子(撮影:日経 xTECH)
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 ソニーは、新型AR(Augmented Reality)用ヘッドマウントディスプレー(HMD)の試作機を日本で初めて公開した。映画「ゴーストバスターズ」の実証実験イベントで使用する。

 ディスプレーの解像度やプロセッサーの性能など本体の詳細は非公開だった。単体動作型のHMDだとみられ、本体の主要部分は前方と後頭部の2つに分けられる。

 本体の前方部分は、米Microsoftの「HoloLens」のような形状だ。周囲の環境認識用と思われるカメラがあり、自己位置推定に対応するとみられる。

 ディスプレーの表示映像はフルカラーだ。HoloLensより輝度が高く、映像が透けて背景の現実世界が見えることはほとんどなかった。視野角も広く、次世代製品「HoloLens 2」と同等か、それ以上かもしれない。

 体験中には、HMDの前にかざした手の位置を認識するハンドトラッキング機能も確認できた(図1)。今回の実証実験では位置の検出のみで、ジェスチャー入力に対応するかどうかは確認できなかった。

図1 HMDの前方に出した手の位置を検出している様子
ジェスチャー入力に対応するかどうかは確認できなかった。(撮影:日経 xTECH)
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 後頭部部分には、プロセッサーや2次電池が搭載されているとみられる。体験中に後頭部部分を触ると少し熱く感じる程度に発熱していたが、前方部分のディスプレーやカメラの周辺からは発熱を感じなかった。

 外観のデザインは、ソニー製HMDの従来製品「HMZ」シリーズのような流線形である。主要部品を後頭部側に集めたことで重心が後ろ側に偏ったからか、装着中にHMDが重いと感じることは少なかった。

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