「Facebook Horizon」を発表(出典:Oculusの公式動画をキャプチャーしたもの)
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 米Facebook(フェイスブック)傘下の米Oculus VR(オキュラス)は、開発者向けイベント「Oculus Connect 6」を米国サンノゼで開催した(会期は2019年9月25~26日)。これに合わせて、同社はVR(Virtual Reality)向けヘッドマウントディスプレー(HMD)に向けた新機能や新しいアプリケーション、さらに次世代機の開発進捗を明らかにした。

 Oculus Connectは、毎年秋ごろに開催される年次イベント。昨年(2018年)は、パソコンやゲーム機などとの外部機器との接続が不要で、単体動作が可能な「スタンドアロン型」のVR用HMD「Oculus Quest」の発売日や価格などが発表され、注目を集めた。今年は昨年に比べて「目玉となる話題が少ないのではないか」(複数のVR業界の関係者)とささやかれていたが、その予想を覆すようなさまざまなトピックが発表された。

ハンドジェスチャー入力に対応

 目玉は、Questの機能拡張とコンテンツ拡充である。機能拡張の中でも、ユーザーの利便性が大幅に向上しそうなのが、ハンドジェスチャーの認識だ(図1)。Questが備える複数のカメラを利用して実現する。2020年初めにも、ソフトアップデートで対応する予定だ。現状では、VR空間内でさまざまな操作をするには、専用コントローラーが必要だった。ハンドジェスチャー入力に対応することで、このコントローラー不要にできる。

図1 ハンドジェスチャーの認識に対応
Questが備える複数のカメラを利用して実現する。(出所:Oculusの公式動画をキャプチャーしたもの)
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 Questは、高性能で手軽をウリにするHMDである。スタンドアロン型でありながら、従来の接続型のVR用HMD並みに性能が高い。オキュラスの「Oculus Rift S」のような従来のVR用HMDでは、パソコンやゲーム機とのケーブル接続が必要で、その作業が手間だった。コントローラーを不要にすることで、さらに手軽なHMDになったと言える。

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