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記者の眼

日経コンストラクション

目次

  • インフラから日本の輝きを取り戻す10年に

     2020年、新しい10年が幕を開けた。これから10年の建設産業を見渡す際に、筆者は「国際競争力」という視点が新たなカギになると考える。

  • 「 日本は面白い」と思わせる社会資本整備を

     2020年東京五輪のメインスタジアムとなる国立競技場が完成した。難局を乗り越えて事業を完遂した関係者の努力は賞賛に値する。ここで「もし…」と語るのは無粋だが、故ザハ・ハディド氏の設計案が実現していたら、どんな威容を誇っただろうと想像してしまう。

  • 1%の「当たり」より99%の「はずれ」を直視せよ

     2019年10月の台風19号では、実際の浸水範囲が浸水想定区域図とほぼ一致したケースが数多く見られた。この結果から、浸水は予測されたものだとして、避難せずに被害に遭った人に対し、自己責任だと断じる声も聞かれる。

  • 聞こえのよい施策だけで本末転倒の働き方改革

     「働き方改革」という言葉が社会に浸透して久しい。だが、十分に効果が出ているかというと、決してそうではないケースが多いと感じる。

  • SNSに見た土木と社会のコミュニケーション不足

     東日本を中心に大きな被害を与えた台風19号。備えや避難の重要性が叫ばれ、そのための情報発信や収集の手段としてSNS(交流サイト)が存在感を増している。

  • 災害時に誰がドローンを飛ばすのか

     「被災地の情報が少ない」「被害を伝える報道が足りない」。

  • 建設3Dプリンター、「死の谷」越えの条件

     滑らかな動作で繊細な作業を素早くこなす「ロボットアーム」に、筆者は幼い頃から憧れを抱いてきた。初めて見た実物は、広島県の土産物店にあった「もみじまんじゅう」の製造ロボットだ。軟らかいまんじゅうをロボットアームがそっと持ち上げ、一瞬で個包装用のセロハン紙を巻く様子に目がくぎ付けになった。

  • 令和の「黒部の太陽」、試されるリニア

     日本の土木史に残る黒部川第四発電所(通称、黒四)の建設工事。北アルプスの断層破砕帯を資材運搬用トンネルで突破し、黒部峡谷にダムを築く。戦後の電力不足に悩む近畿地方の復興を支えた偉業は、1964年に「黒部の太陽」として小説化。昭和史を彩る金字塔の1つになっている。

  • 映画「天気の子」が突き付けた気候変動の悪夢

     二酸化炭素の排出量削減が不十分なために気候変動が進むと、近未来の東京は実際にこうなるのかもしれない──。2019年7月19日から公開中の新海誠監督のアニメ映画「天気の子」を見て危機感を覚えた。

日経 xTECH SPECIAL

土木

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