工程の遅れを防ぐには、途中でのチェックが欠かせない。日次、週次、月次で進捗を確認し、予定と実績の違いを把握。遅れていれば、原因を除く取り組みが必要だ。工程管理の4つ目のポイントは、「マイルストーンで改善せよ」だ。(日経コンストラクション)

講師:降籏 達生(ふるはた・たつお)氏
講師:降籏 達生(ふるはた・たつお)氏 1961年兵庫県生まれ。83年に大阪大学卒業後、熊谷組に入社。95年に退社、98年にハタコンサルタントを創業し代表として現在に至る。コンサルティング実績は2000件を超える(写真:ハタコンサルタント)
(イラスト:山田 タクヒロ)
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 工程管理4つ目のポイントは、「マイルストーンで改善せよ」だ。マイルストーンとは、登山の一合目や二合目などの表示を指す。

 工事中に当初の計画とのずれをチェックして、その後の進め方を検討。遅れていれば、全体工程に影響が出ないよう改善する。進捗の確認には次のような手法がある。

(1)工種別チェック

 型枠や鉄筋など工種の区切りで、工程に遅れがないかを確認する。工種の区切りは目で見て分かるのでチェックしやすいが、遅れが出た場合に挽回できない恐れがある。

(2)定期チェック

 月次と週次で工程をチェックする。その日までの予定進捗率と実績進捗率を比較して、遅れがないかを確認する。週次で確かめることで状況を細かく把握できるが、予定進捗率と実績進捗率を正しく評価できなければ、正確な確認にはならない。

(3)日常チェック

 工程を日々チェックする。毎日の予定進捗と実績との差を確認。例えば、型枠を1日10m2組む予定に対して、実際に10m2組めているのか、9m2しか組めていないのかを確かめる。毎日の予定出来高を把握しながら施工することが重要だ。

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