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入野本村改良外工事(高知県) 
発注者:国土交通省四国地方整備局中村河川国道事務所 
受注者:福原建設

 高知県の南西部、黒潮町を走る国道56号の大方バイパス整備事業の一環として実施した道路工事だ。本線(施工延長600m)と、それに接続する取り合い道路(施工延長156m)を整備した(写真1)。

写真1■ 竣工時の現場。写真中央を横断しているのが国道56号大方バイパス(写真:福原建設)
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工事着手前の状況(写真:福原建設)
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 メインとなる本線整備では、液状化が懸念される箇所に地盤改良を施したうえで、擁壁工事や路体盛り土工事、舗装工事などを行った。ため池の水を現場周辺の農地へ引き込む用水路を本線下に通すカルバート工事なども併せて実施した。

 施工上のポイントは主に2つあった。1つは工法の選定だ。当初設計で提示された液状化対策が現場環境に合わなかったため、工法を再検討する必要があった。

 もう1つは調整事の多さだ。農作業や店舗運営への影響をできるだけ軽減するための対策や、搬入路などを共有する近隣の他工事との協議、ライフライン切り替えの際の各担当者との交渉などに追われた。

 施工を担当した福原建設(高知県四万十市)は、的確な工法変更や機転の利いた調整で工事を手堅く進めたことで、発注者の国土交通省四国地方整備局から技術力や調整力を高く評価された。評定点で81点を獲得し、2017年度の局長表彰にも優良工事と優秀建設技術者の両部門で選ばれた。

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