[画像のクリックで拡大表示]

木更津市金田西雨水ポンプ場建設工事(千葉県)
発注者:日本下水道事業団
受注者:前田建設工業・アイサワ工業JV

 東京湾アクアラインの着岸地、千葉県木更津市金田地区に雨水ポンプ場を新設する工事。千葉県が実施する金田西地区の区画整理事業に先立ち、木更津市が見直した雨水計画に基づいて、降雨が想定量を超えた場合の浸水防止を図る。

 土工事や杭工事、地中連続壁工事を行ったうえで、流入きょや鉄筋コンクリート製の沈砂池、ポンプ井などの躯体を構築する土木工事のほか、ポンプ棟建屋を建設する工事なども併せて実施した(写真1、図1)。ポンプ場を新設する木更津市が、日本下水道事業団に工事の発注を委託。前田建設工業・アイサワ工業JV(以下、JV)が施工を担当した。

写真1■完成した木更津市金田西雨水ポンプ場。沈砂池ポンプ棟(矢印で示した建物)や、その左に見える雨水調整池など複数の施設で構成される(写真:前田建設工業)
[画像のクリックで拡大表示]
図1 ■ 工事の概要(断面図)
沈砂池ポンプ棟の断面図。工事では主に基礎杭の打設や地下躯体の構築、ポンプ棟建屋の施工などを実施した(資料:前田建設工業)
[画像のクリックで拡大表示]

 現場では、他社が担うポンプ棟の機械工事や電気工事が並行して進むため、緻密な工程調整が求められた。環境対策で着工が遅れるなど、工期の問題も抱えていた。

 JVは「4次元CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)」を活用し、工程を最適化。設計や施工などに3次元モデルを活用するCIMに、時間軸を加えて4次元化し、工程管理の精度を上げた。

 他工事との調整もこなし、予定通りに工事を完了させたことが評価され、成績評定で87点という高い点数を獲得した。

この先は有料会員の登録が必要です。「日経コンストラクション」定期購読者もログインしてお読みいただけます。今なら有料会員(月額プラン)が4月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら