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牧港地区舗装工事(沖縄県)
発注者:内閣府沖縄総合事務局南部国道事務所
受注者:琉球開発

 沖縄県浦添市に建設された国道58号浦添北道路の「牧港高架橋」に舗装を施す工事。那覇市に本社を置く琉球開発が2017年3月~18年3月の工期で施工した。

 牧港高架橋は、長さ467mの4径間連続混合箱桁橋。最も長い190mの径間の中央部50mが鋼桁、その他はプレストレスト・コンクリート(PC)桁の複合構造だ(写真1、2)。

写真1■ 完成した浦添北道路の舗装。鋼桁区間の70m以外は、通常のシート防水とアスファルト舗装を施した(写真:琉球開発)
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写真2■ 浦添北道路の牧港高架橋。PCと鋼による複合構造の4径間連続混合箱桁橋だ。浦添北道路は宜野湾市宇地泊と浦添市港川を結ぶ延長2kmの一般国道。2018年3月に開通した(写真:琉球開発)
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 舗装に当たって技術的なポイントとなったのが、伸縮の度合いが異なる鋼とコンクリートの接合部。通常は両者の間に伸縮装置を設けるが、この橋は床版を一体化した構造とした。そのため、接合部の上に敷設する舗装には高い追従性が求められた。

 そこで防水層には、伸縮性に優れた高性能ウレタン防水を採用。基層には「改質アスファルトIII型WF」を使用した。いずれも県内で施工例のない材料で、通常とは異なる高度な施工管理が求められた。さらに、上部工事が遅れて舗装に費やせる期間が短くなるなど厳しい条件だったが、琉球開発は工期通りに無事故で完成させた。

 こうしたことが発注者の内閣府沖縄総合事務局から評価され、工事成績で84点を獲得。さらに18年度の局長表彰も受けた。

 琉球開発が担当した延長は、牧港高架橋を含む700m。そのうち鋼桁区間の50mとその前後10mずつの計70mで、高性能ウレタン防水など特別な仕様を採用した。

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