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公共工事は無資格者の検査でいいのか
北川 奉功(54、自治体)

 ある日、自動車メーカーからリコールのはがきが届いた。製造時に無資格者が完成検査したと発覚したので点検するという。自治体で公共工事の検査業務を担当している身としては、人ごととは思えなかった。

 公共工事において、発注者は設計や施工を担う技術者に資格の保有を求めている。品質確保のために必要なことだ。しかし、成果品を受け取る発注者に資格は課されていない。受注者を指導する立場にある発注者も、資格を持つべきではないか。

 自治体の検査では、道路から橋梁、上下水道、建築設備まで様々な工種を取り扱い、それぞれ管理方法も違っている。技術的な知識を持ち合わせていないと業務は遂行できない。

 検査する側の発注者が無資格であることを受注者がどう考えているのか聞いてみたところ、心もとないと感じる人もいるようだった。私自身は技術士の資格を取得してから、仕事をする上で信用してもらいやすくなったという実感がある。

 検査を担う職員全員が技術士を取得するというのは難しい。だが、受注者への礼儀として、せめて1級土木施工管理技士くらいは取得して、検査に臨むべきではないだろうか。

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