特集では、宇宙や深海など新しい市場の開拓に挑む建設会社を取り上げた。今はまだ絵空事だと感じる読者もいるだろう。しかし、振り返れば黒部ダムも青函トンネルも、建設業界がこれまで取り組んできたビッグプロジェクトは総じて、実現困難な夢物語を考えるところから始まったとも言える。「自然を克服して開拓するのが土木技術の役割であるならば、宇宙開発にこれほど求められている仕事はない」。ある土木技術者は取材でこう語った。土木が次なるフロンティアで活躍する時代は案外、近いかもしれない。

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