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NEWS 技術

日経コンストラクション

目次

  • ドローンで1t級の資機材を運ぶ

    山間部での工事に期待

     東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)は、山間部の送電線工事の際に、大型の重機や資材をドローンで運搬する技術の開発に取り組んでいる。

  • 設計者を「書類作成」から解放

    表やグラフを自動で出力するツール

     パシフィックコンサルタンツは、道路交通量などのビッグデータから表やグラフを自動で作成する「BIツール」と、スマートフォンで撮った写真から現地踏査の報告書を自動で出力する「現地踏査システム」を開発した。道路分野の部署に導入し、設計者が書類作成に割いていた時間を大幅に減らした。

  • 地滑り伸縮計の“価格破壊”

    LPWAの特徴生かした傾斜計を地割れ変位の監視に適用

     西松建設は、LPWA(省電力広域無線通信)を使った遠隔地での傾斜監視システムを改良し、地割れの変位などを遠方からモニタリングする「OKIPPA伸縮計」を開発した。従来の伸縮計と比べて、初期費用やランニングコストを大幅に下げられる。

  • ロボットが2.7秒で鉄筋を結束

    人力による施工箇所の9割を肩代わり

     建設工事の省力化工法の開発コンサルティングなどを手掛けるEMO(香川県三木町)は、設備機器の製造を得意とするサンエス(広島県福山市)と共同で、鉄筋の上を走行しながら自動で結束をこなすロボット「トモロボ」を開発した(写真1)。EMOの試算では、ロボットを導入することで人力での結束箇所数を9割近く削減…

  • 光ファイバーでRC橋の振動測定

    従来の1000倍の速さで即取得

     OKI(沖電気工業)と前田建設工業は、光ファイバーを使って鉄筋コンクリート(RC)橋梁の振動やたわみなどを測定し、ひび割れや剛性低下といった劣化を見抜くモニタリング技術を共同で開発した。OKIの光ファイバーセンサーをベースに、一般的な通信用の光ファイバーをRC橋梁の下面に設置する(図1)。

  • iPad1台で橋梁点検

    事前準備とカルテ作成がほぼ不要に

     三井住友建設は、日本コンピュータシステム(東京都港区)と共同で、橋梁の点検業務を効率化するiPad用アプリ「Maplet SM(マプレット・エスエム)」を開発した。点検前の準備や点検後の記録といった一連の作業がiPad1台で行える(写真1、図1)。点検データの継続的な管理と活用も容易になる。

  • 業界初のMR安全研修、軽作業に特化

    仮想空間に本物の工具や人を映し出す新感覚の体験ツール

     西武建設と岩崎(札幌市)は日本大学理工学部の関文夫教授の監修の下、MR(複合現実)技術を使った建設現場の安全教育システム「リアルハットMR」を共同で開発した。仮想空間に実際の工具を握った手を映し出すなど、VR(仮想現実)技術を使った安全教育よりも現実に近い作業環境を体験できるようにして、軽作業の労…

  • フルハーネスのフック掛け忘れに危険音

    墜落・転落低減に向け安全管理で進むICT化

     富士通九州システムズ(福岡市)は、高所作業中の墜落制止用器具の適切な使用状況を、ICTを使ってリアルタイムで管理する「スマート安全帯ソリューション」を開発した。フルハーネス型の墜落制止用器具を使用する際にフックの掛け忘れや掛け漏れなどについて、スマートフォンを携帯させた作業員に警告・危険音で知らせ…

  • セメント工場の排ガスから初のCO2回収

     太平洋セメントは、セメントを製造するキルン(回転窯)からの排出ガスを対象に、二酸化炭素(CO2)を分離・回収する国内初の試みを2019年1月から始めた。同社の藤原工場に試験装置を設置。「アミン」という化合物を含む水溶液にCO2を吸収させる「化学吸収法」を用いる。

  • 貼るだけでコンクリートが高品質化

    水道水を含ませた転用可能なシート

     ユニチカ(大阪市)は、型枠を取り外した後の材齢初期のコンクリート表面に貼り付けておくだけで高品質になる湿潤養生シート「アクアパック」を開発した。水道水を染み込ませたシートが、セメントの水和反応に必要な水分を供給するとともに、湿潤状態を維持する。水中養生したコンクリートと同等の強度や同等以上の緻密さ…

  • 全国初の「i-Cofun」、ICT建機で古墳復元

    従来工法の数分の1程度の期間で盛り土・整形

     半自動制御が可能なICT建設機械を駆使して風化した古墳を復元する、全国初とみられる工事が、兵庫県加西市の笹塚古墳で行われた。ドローン測量やICT土工を得意とする征和建設(兵庫県姫路市)が協力会社として実施。国土交通省が推進するi-Constructionの遺跡版、いわば「i-Cofun(コフン)」…

  • シールドトンネル全自動化第1弾は自動測量

    1~2時間の測量時間を3割短縮

     大林組は、演算工房(京都市)と共同で、シールドトンネル工事に必要な全ての測量作業を自動化する「OGENTS/SURVEY(オージェンツ/サーベイ)」を開発した。ターゲットを自動で認識・追尾するトータルステーション(TS)を遠隔操作してシールドマシンの向きなどを計測し、結果を無線でパソコンに保存する…

  • 世界初「水中レーザードローン」

    川底の地形を丸裸、アミューズワンセルフが開発に成功

     水中の地形を面的に計測できる世界初のドローン搭載型レーザースキャナーが産声を上げた。アミューズワンセルフ(大阪市)とパスコのチームが開発に成功。4月にも正式に発売する。国土交通省は政府が2018年12月に閣議決定した「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に基づき、各地方整備局に配備し、河…

  • お肌の老化防ぐ“ナノ技術”を補修材に

    コンクリートに浸透しやすい表面含浸材の開発進む

     富士フイルムは、写真フィルムや化粧品の製造で培った粒子の超微細化技術(ナノ技術)を応用し、コンクリートに浸透しやすい補修材の開発を進めている。数年以内に、補修材を構成する粒子の大きさを従来の10分の1以下にした製品の商品化を目指す。

  • 500万円台の激安レーザードローン登場

    高密度な点群データを取得、災害現場などに強いニーズ

     テラドローン(東京都渋谷区)は、IMU(慣性計測装置)を使わないことで、価格を従来の3分の1に当たる550万~600万円程度に抑えたレーザースキャナー搭載型ドローン(以下、レーザードローン)の提供を開始した。

  • ドローンで撮ってAIが発破の良否判定

    山岳トンネルを自律飛行

     戸田建設はRist(東京都目黒区)と共同で、山岳トンネル工事の発破の適切性をドローンとAI(人工知能)を使って自動判定するシステム「ブラスト・アイ」を開発した。発破後に自律飛行するドローンが、切り羽の岩塊から飛び散った飛び石の形状を撮影。3次元化したデータを基に、AIで発破の結果を自動判定する。

  • 監視カメラの画像で川の水位を自動判読

    反射シートを使って夜間でも問題ない精度を実現

     日本工営は土木研究所、ブレインズ(東京都世田谷区)と共同で、河川に設置した監視カメラの画像を解析して、夜間や悪天候時でも水位を精度よく自動判読する技術を開発した。暗い場所でもカメラ画像に写りやすい反射シートを堰堤や護岸に設置し、その水没状況を画像解析で割り出して水位に換算する。

  • 6倍に伸びる鉄筋かごで場所打ち杭

    通常5日程度の建て込み作業が5時間に短縮

     鹿島は、現場伸展方式の鉄筋かごを用いた「ストランド場所打ち杭工法」を、東京・JR渋谷駅の改良工事に伴う仮設橋脚で初めて適用した。鉄筋かごは縦軸方向の配筋にストランド(ワイヤ)を用い、折り畳めるようにした。伸展させると折り畳んだ状態の約6倍の長さになる。資材搬入が容易となった他、通常は5日間程度を要…

  • ワインの搾りかすで汚染土壌を浄化

    薬剤コストを最大40%削減

     NIPPOは、ワインの製造時に出るぶどうの搾りかすを使って、揮発性有機化合物(VOC)に汚染された土壌や地下水を浄化する薬剤を、JXTGエネルギー(東京都千代田区)、アバンス(神奈川県茅ケ崎市)、シナプテック(甲府市)と共同で開発した。搾りかすを原材料とするため、薬剤1kg当たりのコストを20~4…

  • 3Dプリンターで建設部材を自動製造

    型枠使わず高さ1.3mのモルタル柱が120分で完成

     大成建設など4者は、特殊なモルタルを層状に重ねることで、自在な形状の建設部材を型枠不要で製造する3Dプリンター「T-3DP」を開発した。意匠性が高い部材を容易に製造できる他、プレキャスト部材の製造の省人化につなげられる。参画したのは大成建設と、アクティオ(東京都中央区)、太平洋セメント、有明工業高…

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