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NEWS 技術

日経コンストラクション

目次

  • 世界初「水中レーザードローン」

    川底の地形を丸裸、アミューズワンセルフが開発に成功

     水中の地形を面的に計測できる世界初のドローン搭載型レーザースキャナーが産声を上げた。アミューズワンセルフ(大阪市)とパスコのチームが開発に成功。4月にも正式に発売する。国土交通省は政府が2018年12月に閣議決定した「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」に基づき、各地方整備局に配備し、河…

  • お肌の老化防ぐ“ナノ技術”を補修材に

    コンクリートに浸透しやすい表面含浸材の開発進む

     富士フイルムは、写真フィルムや化粧品の製造で培った粒子の超微細化技術(ナノ技術)を応用し、コンクリートに浸透しやすい補修材の開発を進めている。数年以内に、補修材を構成する粒子の大きさを従来の10分の1以下にした製品の商品化を目指す。

  • 500万円台の激安レーザードローン登場

    高密度な点群データを取得、災害現場などに強いニーズ

     テラドローン(東京都渋谷区)は、IMU(慣性計測装置)を使わないことで、価格を従来の3分の1に当たる550万~600万円程度に抑えたレーザースキャナー搭載型ドローン(以下、レーザードローン)の提供を開始した。

  • ドローンで撮ってAIが発破の良否判定

    山岳トンネルを自律飛行

     戸田建設はRist(東京都目黒区)と共同で、山岳トンネル工事の発破の適切性をドローンとAI(人工知能)を使って自動判定するシステム「ブラスト・アイ」を開発した。発破後に自律飛行するドローンが、切り羽の岩塊から飛び散った飛び石の形状を撮影。3次元化したデータを基に、AIで発破の結果を自動判定する。

  • 監視カメラの画像で川の水位を自動判読

    反射シートを使って夜間でも問題ない精度を実現

     日本工営は土木研究所、ブレインズ(東京都世田谷区)と共同で、河川に設置した監視カメラの画像を解析して、夜間や悪天候時でも水位を精度よく自動判読する技術を開発した。暗い場所でもカメラ画像に写りやすい反射シートを堰堤や護岸に設置し、その水没状況を画像解析で割り出して水位に換算する。

  • 6倍に伸びる鉄筋かごで場所打ち杭

    通常5日程度の建て込み作業が5時間に短縮

     鹿島は、現場伸展方式の鉄筋かごを用いた「ストランド場所打ち杭工法」を、東京・JR渋谷駅の改良工事に伴う仮設橋脚で初めて適用した。鉄筋かごは縦軸方向の配筋にストランド(ワイヤ)を用い、折り畳めるようにした。伸展させると折り畳んだ状態の約6倍の長さになる。資材搬入が容易となった他、通常は5日間程度を要…

  • ワインの搾りかすで汚染土壌を浄化

    薬剤コストを最大40%削減

     NIPPOは、ワインの製造時に出るぶどうの搾りかすを使って、揮発性有機化合物(VOC)に汚染された土壌や地下水を浄化する薬剤を、JXTGエネルギー(東京都千代田区)、アバンス(神奈川県茅ケ崎市)、シナプテック(甲府市)と共同で開発した。搾りかすを原材料とするため、薬剤1kg当たりのコストを20~4…

  • 3Dプリンターで建設部材を自動製造

    型枠使わず高さ1.3mのモルタル柱が120分で完成

     大成建設など4者は、特殊なモルタルを層状に重ねることで、自在な形状の建設部材を型枠不要で製造する3Dプリンター「T-3DP」を開発した。意匠性が高い部材を容易に製造できる他、プレキャスト部材の製造の省人化につなげられる。参画したのは大成建設と、アクティオ(東京都中央区)、太平洋セメント、有明工業高…

  • 軽量土で地下高速道路の部材厚を35%減

    15万m3の埋め戻し材に国内初の大規模採用

     鹿島は、高速道路本線の地下躯体上部の埋め戻し材約15万m3に、軽量で流動性の高い「HGS(ハイグレードソイル)気泡混合土」を採用した。都市部でこれほど大規模なHGSの施工は国内初。一般的な埋め戻し土と比べて上載荷重が約40%軽くなり躯体の頂版と底版を薄くでき、かつ埋め戻しの合理化にもつながるため、…

  • トンネル点検を1台でこなす新型専用車

     西日本高速道路エンジニアリング中国は、トンネル点検で従来必要だった3台の車両の機能を1台に集約した「E-マルチ点検車」を開発した。

  • 土石流の発生を振動で完全検知

    AIを使い、95%だった誤警報がゼロに

     産業技術総合研究所は国土技術政策総合研究所と共同で、土石流の発生をAI(人工知能)によって確実に検知するシステムを開発した。市販の汎用部品を組み合わせて作製した安価な無線センサーを、一定の間隔を空けて複数台配置。面的に得られる振動波形データから、本当の土石流のみを検知する。

  • PC橋の内部鋼材の破断を検知する新技術

    コニカミノルタ、「磁気ストリーム法」でインフラ非破壊検査に参入

     コニカミノルタは、プレストレスト・コンクリート(PC)橋の内部鋼材の破断を検知する非破壊検査ソリューション「SenrigaN(せんりがん)」で、社会インフラの維持管理市場への参入を目指す。ソリューションの核となるのは、PC鋼材に磁場をかけると破断箇所で磁力が急に減衰する現象を捉える独自技術「磁気ス…

  • 泡でブレーカー破砕の騒音を7割減らす

    粉じんの飛散を抑制する効果も確認

     大林組は、コンクリート破砕などに使う重機のブレーカーの先端を気泡で覆い、騒音レベルをエネルギー換算で約7割低減させる「バブルサイレンサー」を開発した。気泡を徐々に流す後付けの装置を重機に取り付け、ノミ部分や破砕対象を泡で覆う。粉じん飛散の抑制にもつながる技術として今後、コンクリート構造物の解体や岩…

  • 業界初、積算ミスをAIが検知

    過去の類似工事と見比べて計上漏れや不要計上を推定

     富士通は公共工事の積算支援ソフトウエア「FUJITSU 公共ソリューション SuperCALS ESTIMA V6」(以下、ESTIMA)に、人工知能(AI)で積算ミスを自動検知する機能を追加した。過去の積算データで構築した学習モデルに基づき、類似する工事との比較から積算の誤りを検出する。同社によ…

  • わずか2分で既製杭の支持層到達を確認

    オーガーヘッド内に格納したコーン貫入試験装置が直接測定

     奥村組など4社は、中掘り杭工法による既製杭の先端で貫入試験を実施して、支持層に到達したかどうかを2分程度で直接確認するシステムを共同開発した。支持層の到達状況が直接確認できるようになり、施工品質の確保につながる。4社は奥村組のほか、日本コンクリート工業(東京都港区)と佐藤鉄工(千葉県松戸市)、地盤…

  • CO2が60%減るコンクリートを土木に初適用

     鹿島は、普通セメントの60~70%を高炉スラグ微粉末で置き換えた低炭素型の「ECMコンクリート」を、臨海部にある施設の基礎補強工事に適用した。2014年に開発して以降、建築物では9件の実績があるが、土木構造物への適用はこれが初となる。

  • 鋼管杭の機械式継ぎ手を50%コンパクト化

    接合時間は1カ所当たり10~15分

     JFEスチールは、鋼管杭を回転させて接合する機械式継ぎ手「ハイメカネジ」を最大で約50%コンパクト化し、施工の大幅な省力化を図るとともに、適用対象を大口径にまで広げた。仕様変更に伴い、土木研究センターによる建設技術審査証明(内容変更)を2018年5月に取得した。

  • 配筋効率2倍、鉄筋をぶら下げたまま結束

    配筋ピッチの保持効果も好評

     寿建設(福島市)はトンネルの覆工コンクリート工事で、鉄筋の設置・結束の生産性を向上させる仮受け治具「鉄筋ハンガー」を開発した。鉄筋を持ち上げたままの姿勢で結束しなくてよくなり、配筋作業の効率は従来の2倍に上がる。

  • 地下躯体の3次元数値解析モデルを自動作成

    施工手順を反映して時間を9割短縮

     大成建設は、地層構造などを含む地下構造物の3次元数値解析モデルを従来の10分の1程度の時間で自動作成する手法を構築した。高度な解析技術がなくても、施工手順を反映した詳細な3次元モデルを作成できる。

  •  「橋梁デジタルツイン」で変位解析

    約5億の自由度を持つ3Dモデルで健全度を見抜く

     阪神高速道路会社と東芝は、実在する橋梁をコンピューター上に再現し、車両荷重が橋全体に及ぼす影響度を評価する長大規模解析技術を共同で開発した。構造解析技術とセンサーデータを組み合わせて、実際の荷重による影響を把握し、橋梁の保守業務を効率化する狙いだ。

日経 xTECH SPECIAL

土木

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