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NEWS 技術

日経コンストラクション

目次

  • 強アルカリ性の建設汚泥をCO2で中性化

     建設系廃棄物の処理や再資源化を手掛ける再資源化研究機構(東京都江東区)などは、pH12以上の強アルカリ性の建設汚泥を中性化し、再生土として使用可能にする技術を開発した。二酸化炭素(CO2)を中性化に用いるため、環境保全の効果が高いとしている。

  • 遠隔操作室が重機の動きとシンクロ

     熊谷組と東京工業高等専門学校は、遠隔操作するオペレーターが建設機械の傾きや振動をリアルタイムで感じられる「無人化施工VR技術」を共同で開発した。災害復旧などで、無人化施工の効率化や安全性向上を図れる。熊谷組は2020年度に現場での実用化を目指す。

  • ねじが応力を測って知らせる

     ネジの開発を手掛けるNejiLaw(ネジロー、東京都文京区)は、カシオ計算機と共同で構造体の健全性を測定するネジ「smartNeji(スマートネジ)」の開発を進めている。ビルや住宅、道路、自動車などあらゆる構造体で使われるねじ自体をセンサー化し、損傷や老朽化の状況を遠隔地からリアルタイムに把握でき…

  • シールド全自動化へ前進、掘進計画の短縮に

     鹿島はシールドトンネル工事の全自動化に向けて、シールド掘進とセグメント組み立ての計画指示や出来形管理などを3次元モデルで実現する「KaCIM’S(カシムズ)」を開発した。掘進や組み立ての計画立案に要していた時間を、従来と比べて半分に短縮できる。

  • 点群データを誰でも無料で扱える

     大阪経済大学の中村健二教授らは、オンライン上に保存した道路の3次元点群データをダウンロードせずに確認・操作が可能な無料のソフトウエア「3D PointStudio」を開発した。数十キロメートルにわたって記録された大量の点群データから、見たい区間を指定するだけで簡単に閲覧できる。インテリジェントスタ…

  • スマホ上の塗り絵で補修用の合材量を算出

     東亜道路工業は、ポットホールの補修や舗装の点検に使える2つのスマートフォン用のアプリを開発した。ポットホールに必要な補修材の量を写真から自動計算したり、車上からの目視点検の結果を簡易に記録したりできるようになる。

  • カメラ会社の強み生かし、ひびを99%検知

     キヤノンとキヤノンマーケティングジャパンは、インフラ構造物の近接目視を代替する点検サービス「インスペクション EYE for インフラ」を2019年12月下旬から提供する。高性能カメラを用いた点検箇所の撮影、画像処理、人工知能(AI)を用いたひび割れ検知の3段階から成るサービスだ。個別のサービス提…

  • 天気予報から「墜落・転落」を予知

     安藤ハザマとライフビジネスウェザー(東京都中央区)は、労働災害を天気予報から推測し、注意を促す情報を配信する「気象危険予知システム」を共同で開発した。墜落・転落など建設現場で起こりやすい事故を防ぐ。熱中症以外の労働災害と気象との関係に着目して、その相関性からリスクの高い労働災害を予知する技術は珍し…

  • 「手押し」で50%省力化、桁の1種ケレン

     大林組は道路橋の床版撤去後に、鋼桁フランジ部でさびや塗膜を落とすケレンと清掃を同時に行う「フランジブラスター」を開発した。これまで手作業だった工程を機械化することで、フランジ上部のケレン作業を約50%省力化した。

  • 高速道路の補修ヤードを“囲う”移動式車両

     中日本ハイウェイ・メンテナンス名古屋と東邦車輌(横浜市)は、高速道路の工事規制内の作業ヤードを確保しつつ、一般車両の誤進入から作業員を防護する「大型移動式防護車両」を共同で開発した。

  • 値段もサイズも「500円玉」の浸水センサー

     東京大学と光陽無線(福岡市)、国土交通省関東地方整備局は、豪雨の際に地域の浸水状況をリアルタイムで把握する「ワンコイン浸水センサー」を開発した。センサーを500円玉程度の大きさに小型化。自治体などが少ない費用で設置できるように、1個当たり100~1000円と低価格に抑えた。2020年度以降の実用化…

  • 道路の下から桁と床版を一刀両断

     大林組は、横河ブリッジ、コンクリートコーリング(大阪市)と共同で、道路橋の鋼桁とコンクリート床版の接合部を、ずれ止めも含めて一気に切断する乾式水平切断工法「サブマリンスライサー」を開発した。

  • 膨大な道路付属物の管理手間を9割減

     古河電気工業とゼンリンデータコムは車を走らせるだけで、AI(人工知能)が道路標識や照明といった「小規模道路付属物」の施設台帳を自動作成するシステムを共同で開発した。古河電工の「道路付属物点検支援システム」と併せて活用した実証実験では、小規模道路付属物を管理する自治体の手間を9割減らせた。2020年…

  • 30分で舗装を直す補修材、機械転圧不要

     鹿島道路は、道路の舗装の段差やポットホールなどを約30分で直せる常温補修材「ハイパークールパッチ」を開発した。材料を損傷箇所に流し込み、表面をコテなどで仕上げるだけでよい。機械を使った転圧が不要で、誰でも簡単に施工できる。

  • 橋脚の出来形管理で作業工数8割減

     加藤組(広島県三次市)とカナツ技建工業(松江市)は、測量機器大手のライカジオシステムズやCADメーカー大手の福井コンピュータなどとコンソーシアムを組み、3次元データを用いた橋梁下部工事の出来形管理の効率化を試行している。総作業工数(人数×時間)は、従来比で8割減る見込みだ。

  • 局所の水位予測で費用を7割減に

     新日本コンサルタント(富山市)は、ある地点の降雨量と水位さえ分かればAI(人工知能)が排水路の将来水位を予測するサービス「水(み)まもり」を開発した。同社が提供する従来の解析ソフトを使った水位予測システムと比べて、下水道の管路網や周囲の地形を再現する手間を省けるため、予測コストを7割下げられるとい…

  • コンクリートの温度ひび割れ対策費を4割減

     大林組は、コンクリート打設後の温度ひび割れ対策として冷却水を循環させる管に合成樹脂可とう電線管(CD管)を使う「フレックスクーリング工法」を開発した。軽量で柔軟性の高いCD管を使うことで、鋼管を使った従来工法よりも作業性を大幅に向上できる。新幹線の橋脚工事に適用し、従来工法と同等の冷却効果を確認し…

  • 先行投資で全国の道路埋設物をマップ化

     日立製作所と応用地質は、下水道やガス管といった道路の地下埋設物の情報をマップ化して提供するサービスを2020年度に開始する。両社によると、自治体などからの委託で路面下を調査するサービスは既にあるが、先行投資をして埋設物のデータベースを構築する例は国内初。

  • ドローンによる空中写真測量の精度向上

     北斗測量設計社(福島県会津若松市)と日本測量協会は、ドローンによる空中写真測量で、地形の勾配急変部などを精度良く3次元の点群データに変換する手法を共同開発した。従来はレーザー機器の利用が一般的だった植生下の地形も、一定の条件下ならば写真測量が可能だと確かめた。

  • 地下工事の遠隔監視にLPWA

     CACH(東京都江東区)は建設現場の遠隔監視に使えるひずみモニタリングシステム「ST-COMM(エスティーコム)」を開発した。西松建設の地下工事現場の止水壁に、ひずみゲージをつないだ機器を設置。地下水の浸入などに伴って生じるひずみなどを監視する。

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土木

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