クラウドのシェアは米AWSの約30分の1にとどまり、新たな収益源と見込む「Watson」も期待ほど伸びていない。米IBMは、巨大ゆえに滅びた恐竜の命運をたどるのか。

古巣の苦境ぶりを横目に、日本IBMのOB・OGは今も様々な企業で活躍している。日本のIT業界と、企業のIT活用を牽引するリーダーがズラリと並ぶ。「昔は人材輩出企業、今は流出企業」との声もあり、古巣の復活が望まれる。

外資系IT

 日本マイクロソフトの榊原彰執行役員CTO(最高技術責任者)は、IBMで技術職のグローバル最高位に任命された経歴を持つ。セールスフォース・ドットコムの小出伸一会長兼社長は日本IBM取締役、デロイトトーマツコンサルティングの川原均経営会議議長パートナーは日本IBM専務執行役員、EMCジャパンの大塚俊彦社長は日本IBM執行役員だった。

(写真提供:セールスフォース・ドットコム)
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国内IT

 シグマクシスの倉重英樹会長兼CEO(最高経営責任者)は日本IBM副社長の経歴を持つ。NECの榎本亮執行役員兼CMO(最高マーケティング責任者)やユニファイド・サービスの宇陀栄次会長は日本IBM理事だった。デジタルハーツホールディングスの玉塚元一社長CEOも日本IBM出身だ。

(写真(デジタルハーツホールディングス):村田 和聡、写真提供:NEC)
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ユーザー企業

 J-Winの内永ゆか子理事長は日本IBM取締役専務執行役員の経歴を持つ。GMOあおぞらネット銀行の金子岳人会長(GMOインターネット取締役兼務)は日本IBM専務執行役員、三菱ケミカルホールディングスの岩野和生執行役員CDO(最高デジタル責任者)は日本IBM東京基礎研究所所長、楽天の平井康文副社長執行役員は日本IBM理事、米IBMソフトウエアグループバイスプレジデントだった。

(写真提供:楽天、J-Win、GMOインターネット)
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