テクノロジーを駆使して五感を数値化する技術が登場している。どういった数値のときに人が快感を覚えるのかも分かりつつある。先進企業はこうした技術を使って快感をもたらす要因を見つけ、自然と自社商品を好きになるように働きかける手法を編み出した。「魔性の快感テック」と呼ぶべき新しい動向だ。

写真:スタジオキャスパー(右上)、写真提供:バカルディ ジャパン(左)、マツダ(右下)、背景:Getty Images
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 センサーや生体反応を使って五感を数値として表す技術が確立しつつある。人が心地良いと感じているときのセンサーや生体反応の数値も明らかになってきた。どんな刺激に対して心地良さを感じているかが分かると、人に快感をもたらす要因を見つけ出せる。

 五感のデータを駆使して心地良さを探る技術、「快感テック」が普及し始めている。見た目の心地良さやおいしさ、触り心地の良さを実現した製品を開発したり、消費者に特徴をアピールしたりする難易度がぐっと下がる。

 既に快感テックをマーケティングや製品開発に生かす企業が登場している。先進事例として、快感テックを視覚に生かしたアサヒビール、味覚に生かした蒸留酒大手の日本法人バカルディ ジャパン、触覚に生かしたマツダの3社の取り組みを紹介する。

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