10月22~24日、携帯関連見本市「MWC19ロサンゼルス」が開かれた。注目のテーマは5G(第5世代移動通信システム)。米国では、スポーツや映画などコンテンツ力の高さをてこに5Gの普及を図る姿勢が鮮明だった。さらにもう1つのけん引役となりそうなのが、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)を活用した「XR」である。XRグラスを「スマホの次」と見る向きが急浮上してきた。

10月22~24日に開催された携帯関連見本市「MWC19ロサンゼルス」の展示会場の様子
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 「次世代ワイヤレス接続である5Gに関しては米国がリードしている。産業だけでなく国全体に利益をもたらす」――。米連邦通信委員会(FCC)のアジット・パイチェアマンはMWC19ロサンゼルスの基調講演で力強くこう宣言した。

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米連邦通信委員会(FCC)チェアマン(上)をはじめ、米ベライゾン(中)や米USセルラー(下)の幹部らが一堂に会した
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 世界における5Gサービスの展開状況を見ると、「ドイツや英国、韓国などでも商用サービスが始まっている。向こう6カ月で日本など複数の国でも始まる見込みで、合計で30カ国を超えるようになる」(米クアルコムコーポレートエンジニアリング担当のアレハンドロ・ホルクマンシニアバイスプレジデント)。

 中でも米国は「5Gの競争に勝つ」というドナルド・トランプ大統領の強い意向もあり、世界に先駆けて5Gサービスを始めた。現在は携帯大手各社がこぞってエリア拡大や普及を図っており、FCCのパイチェアマンの発言もこうした状況を強く意識したものだ。

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