「通常のIBMer(IBM社員)とは反対で山口さんはどちらかと言えば口下手、プレゼン下手。富士通の社長と名乗ったほうがしっくりくる」。5月1日付で日本IBMの社長に就いた山口明夫氏(54)をよく知る日本IBM関係者は苦笑する。これに対し、6月24日付で富士通の社長に就任する時田隆仁氏(56)は3月末の記者会見で弁舌爽やかに語っており、プレゼンテーションも達者と見られる。

 冒頭の冗談が出るほど2人の新社長の経歴はそっくりだ。共に入社直後はエンジニア。時田氏は保険・証券のSE、山口氏はメインフレームOSのソフト修正エンジニアで三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)の担当だった。

 次に金融業全般を担当した。時田氏は2014年、金融システム事業本部長に就任。山口氏は2007年、システム開発やコンサルティングを手掛けるGBS(グローバルビジネスサービス)本部で次世代金融システムプロジェクトに関わり当時は日本IBMと良好な関係にあったスルガ銀行を担当した。2012年に金融サービス事業担当に就いた。

 2人はさらにシステム開発事業の総責任者に昇進。時田氏は2017年4月、グローバルデリバリーグループの副グループ長になり2019年1月からグループ長。山口氏は2016年4月統合サービスソリューション&デリバリー担当となり、2017年1月サービスデリバリー統括、同年7月GBS本部長に就任した。

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