従業員同士の信頼育む感謝の言葉で企業を強く従業員の間で感謝や尊敬の証としてボーナスを送り合う「ピアボーナス」。自社内のアイデアをサービスに変えたベンチャーの社長は、「従業員同士の信頼」こそイノベーションの源泉と説く。

(写真:陶山 勉)
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 価値を生み出している従業員が報われない状況を解決する―。2017年12月に設立したUnipos代表の斉藤知明は自社サービスの意義をこう語る。

 同社が手掛けるサービスは、従業員同士が感謝の気持ちや会社への貢献度に応じて少額のボーナスを送り合う「ピアボーナス」と呼ばれる仕組みを顧客企業に導入するものだ。サービス名は社名と同じく「Unipos」である。

 「資料を添削してくれて、助かります」「会議の後に自主的に清掃してくれてありがとう」―。感謝の言葉などを「ポイント」と一緒に投稿すると、対象になった従業員はたまったポイント数に応じて毎月数百円~数千円程度の成果給が得られる。

 投稿は誰もが見られるオープンな環境で進めるため、他人の頑張りや貢献を全員が知ることができる。他人の投稿に「拍手」をすれば、投稿した側とされた側の双方にポイントが届く。

 2017年6月の提供開始から約2年でメルカリやSansan、ライオン、ライフネット生命保険など約240社に導入した。今では製造や保険、交通など「非IT系の案件も増加している」という。今後3年間で現在約2万6000のアカウントを8倍の20万アカウントにまで増やす計画だ。

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