IoT基盤「Lumada」関連の売上高を2021年度までに2兆円と倍増させると意気込む。利益率10%を常に確保する実力も付いたと自信を見せる。改革と成長の主役は情報・通信システム部門(マル情)だと言い切る。

(聞き手=大和田 尚孝、山端 宏実)

東原 敏昭(ひがしはら・としあき)氏
1977年、徳島大学工学部を卒業し、日立製作所に入社。1990年に米ボストン大学大学院コンピュータサイエンス学科を修了。2007年に執行役常務。日立パワー・ヨーロッパ社プレジデントや日立プラントテクノロジー社長などを経て、2014年に社長兼COO。2016年より現職。1955年生まれの64歳。(写真:村田 和聡)
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Lumada関連の売上高を倍増の2兆円にするよう、社内でハッパをかけているそうですね。

 (Lumada事業を率いる)塩塚(啓一副社長)からは1兆6000億円という数字が上がっていますが、2兆円にできるだろうと。コア(顧客データを活用したサービス事業)の売上高は3300億円で、これを倍増して上積みすれば1兆5000億~1兆6000億円になるとみています。これに産業向けや米国事業などの増分を加えれば、2兆円はいくのではないかという計算です。

 今のLumadaの形は私が社長兼COO(最高執行責任者)に就任した2014年ごろからずっと意識してきたものでした。当時私は自律分散グローバル経営を目指すと申し上げました。グローバルの各地域が自律して事業を展開するためには基盤が必要なんですよ。Lumadaのような共通基盤がね。

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