リノベーションは、常に法規の壁との闘いだ。それをクリアするために、新築とは異なる技術も求められる。巨大な壁を避け、建築確認不要の範囲で確実な成果を上げる選択もあるだろう。だが、それだけでは既存の建築が秘めた力を最大限に引き出すことは難しい。壁に真正面からぶつかり、新たな可能性を切り開く──。本記事では、後者に挑んだベテラン建築家、宮崎浩氏、安藤忠雄氏、古谷誠章氏の例に学ぶ。

既存建築物に対してリノベーションを行う場合に、建築確認が原則として必要かどうかをチャート図で示した。太い矢印は一般的な流れ、細い矢印は例外的なケースを示す。ただし、手続きは行政庁により判断が分かれることもある(資料:ビューローベリタスジャパンの協力を得て日経アーキテクチュアが作成)
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出典:日経アーキテクチュア、2019年06月27日号 pp.50-51 特別リポート
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