国内の若手や大手設計事務所などがアジアで進めているプロジェクトをまとめた。若手には、概要に加えて受注経緯や報酬計算などビジネスのコツも聞いた。きっかけは、知人からの紹介やSNSを通しての突然の依頼など、様々だった。一足先にアジア進出を果たした彼らに学び、チャンスをつかもう。

若手の設計事務所

1~3ページの各プロジェクト概要データは、所在地 用途 発注者・事業者 設計者 施工者 設計期間 施工期間 オープン時期 階数 10 敷地面積 11 延べ面積を示す。オープン時期などは予定。「─」は未定、非公開などを含む。資料や写真は、当該プロジェクトの設計者の提供

 フィリピン 
初海外案件で施工図面まで手掛ける
Bantayan Park Center


フィリピンの中部、ネグロス島の都市公園内に建設する。湾曲した壁面は厚さ2インチの木材を積層し、壁と屋根が互いに支え合う複雑な構造。ローカルアーキテクトから、正確な施工図面を作成できない可能性があると相談され、施工図面も作成した

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柄沢 祐輔代表
1976年東京生まれ。2001年慶応義塾大学大学院修了。坂茂建築設計事務所などを経て、05年に柄沢祐輔建築設計事務所を設立

柄沢祐輔建築設計事務所(柄沢祐輔代表、1976年生まれ)

受注経緯  新興国に幼稚園などの公共建築を寄贈しているNPOあすなろの会から設計依頼があった。都市公園内の敷地を現地の自治体から無償提供された

報酬計算  設計開始時に当初の総工費の10%を設計報酬として請求

体制  2人で設計を担当。基本設計と実施設計、施工図面の作成を当事務所が担当し、確認申請手続きや施工監理はローカルアーキテクトに発注

フィリピン、バゴ市ネグロス島 多目的ルーム NPOあすなろの会 柄沢祐輔建築設計事務所、Theresia Mae Gulmatico Carlos Alunan 2014年1月~15年12月 2015年12月~(施工中) 2020年秋頃 地上1階 10 2382.51m2 11 95.55m2

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