インド西部の工業都市、アーメダバード 。現モディ首相が2001年から14年まで州首相として敏腕を振るい、経済発展に導いた場所だ。

 インド政府は、スマートシティーの一律の定義は困難としたうえで、水、電気、ごみ処理、モビリティー、ガバナンス(統治)など10のインフラ要素を整備対象に掲げる。アーメダバードを州都とするグジャラート州はモディ時代に、このうち基本インフラに関しては他州よりも充実させてきた。

〔写真1〕土木インフラの充実が進む市街地
市の中心部を流れるサバルマティ川を見下ろす。水質汚染の深刻な川として知られ、現モディ首相が州首相だった時代に、浄化プロジェクトの一環でリバーフロント整備が進んだ。2001年のインド西部地震で被災した都市でもある(写真:日経アーキテクチュア)
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サバルマティ川の西側の市街地
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一部開業しているメトロの高架線下
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アダーラジの階段井戸
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〔写真2〕都市資産に恵まれる
都市資産に恵まれ、世界遺産に登録された建物群以外に、チャールズ・コレア、ル・コルビュジエ、ルイス・カーンなど近代建築の巨匠による建築も残る(写真:日経アーキテクチュア)

 現在、アーメダバード・スマートシティー開発公社が示す開発対象リストにはモビリティー系が多い。また、交通機関を中心に電子決済の統合化を視野に入れるJanmitra(ジャンミトラ)カードに関連する施策も並ぶ。

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